ろじうら小道

日々のつれづれ。

初音ミク MUSIC CAFE 3本目に行ってきました

f:id:quo_hitsuji:20191005224708j:image

 

前回行ってるし今回は見送ろうかとも思ったんですが、カフェメニューも変わってることだし、せっかくなので9月の3連休を利用してアニON行ってきました。

基本的なシステムとかは「2本目」の時と同じなので、下の前回の記事を参照してください。

rojiurakomichi.hatenablog.com

 

混んでいたので90分制になってた

その日の秋葉原は何かイベントがあったらしくラブライバーの皆さんが忙しそうに行き交っていましたが、マジカルミライも終わり、会期も終盤となったミクコラボカフェはそこまで混んでないだろうと高を括って向かったところ……

混んでた。

受付に行くと、次に入場出来るのは13時20分です、との案内が。

入場料は後で払えばいいという事なので、とりあえず13:20〜14:50の回の券を貰って離脱。

入場可能時間まで数十分の時間を潰さないといけないので、前々から行く機会をうかがっていた神田明神にお参りして戻ってくることにしました。

が、これが罠だった。

(本当は罠でも何でもなく、単に自分がキチンと確認しなかっただけなんですが)

なぜか自分が入場したタイミングから90分丸々居られると思い込んでいた私は、14時近くに受付へ戻ってようやく、自分に残された時間が50分しかないことに気づいたのでした。約半分もの時間を……無駄にしてしまった……(自業自得)。

恐らく(開催されるなら)次回以降も同じシステムだと思われるので、自分への戒めとしてこの教訓を残しておきます。

 

☆混雑して時間制になっている場合、どのタイミングで入っても終わりの時間は決まっているので気をつけよう☆

 

……はぁ、バカだなぁ。

 

コラボメニュー(フード&ドリンク)

フード一品注文ごとにミニアクリルスタンド(ランダム)、ドリンク注文で対応するキャラクターのコースターが貰えます。

リンとレンのイエローマンゴーミルク(694円)

f:id:quo_hitsuji:20191004083154j:image

たっぷりのミルクと下に溜まっているどろっとしたマンゴー部分を混ぜて飲む、イエローマンゴーミルク。

写真のコースターはリンちゃんのAタイプ(「3本目」の絵柄)です。

このコースターですが、リンorレンのどちらか一方を選んでオーダーシートに丸つけるようになってました。お目当てのキャラが確実に入手できる、単推しの人にも優しい仕様です。

でもやっぱりリンレン揃えたい人も多いのか?スタッフさんが親切に「一つでよろしかったですか?」と確認してくれました。

ランダム配布のアクスタが誰になるかで追加注文検討しようと思ってたので、この時点ではとりあえずドリンクは1つだけ注文。

 

 MEIKOとルカの可憐なパンケーキ(833円)

f:id:quo_hitsuji:20191004150414j:image

女子力高めの見た目ですね。

パンケーキはまぁ……上に乗ってる2種類のアイスと、ベリーのソースは美味しかったです。

店内見渡した感じ何となくですが、フードメニューの中だとこのパンケーキを頼んでる人は多そうに見えました。

 

ちなみにフードメニュー特典のアクスタで来てくれたのはミクさん。

f:id:quo_hitsuji:20191004150315j:image

全キャラのA〜Cタイプ中で一番好みのテイストだったので嬉しいです。

(Aは今回=3本目のイラスト、Bが2本目、Cが最初のコラボの絵柄)

 

コラボグッズ

今回も初音ミクミュージックカフェ・オリジナルグッズが販売されてました。

訪問時には確かマルチポーチが一部売り切れてました。

f:id:quo_hitsuji:20191005224855j:image

散々迷った挙句やめちゃったけど、やっぱりネギ巾着買えば良かったかなー……。

f:id:quo_hitsuji:20191005225312j:image

入り口のガラスケースにもグッズ等々が展示されてました。

 

その他:店内写真とか

今回初音ミクコラボやってたのは2本目に行った時と違う部屋でした。

入ってすぐ、メインビジュアルとテーマソングのイラスト、ミクさんたちのパネルが目に飛び込んできます。

f:id:quo_hitsuji:20191005225739j:image

f:id:quo_hitsuji:20191005230314j:image 

ステージ的なものはないけど、中央に大きめのモニターが。

f:id:quo_hitsuji:20191005230537j:image

リクエスト等で選曲された楽曲のMVなどがモニターに映し出され、それを見聞きしつつコラボメニューをいただきます。

この各々が好きな曲をリクエストできるの、とても良いシステムだと思うので、ぜひ4本目、5本目とコラボを続けていって欲しいです。

今回貰ったスタンプカードに次回開催時も使える的なことが書かれていたので、その時を楽しみにしつつ、財布にスタンプカードを忍ばせておこうと思います。

 

ドラゴンクエストⅪ失われた時を求めてS(Switch版ドラクエ11)、始めました

f:id:quo_hitsuji:20190928173412j:image

スイッチばんドラクエ11を てにいれた!

Amazonで予約してたゴージャス版が昨日届きました。

ドラクエ11自体は3DS版の方をプレイした時にどっぷりハマり、勢い余ってPS4版も本体ごと購入しようか迷ったくらいだったんですが、後でSwitch版も発売?そっちが完全版⁇みたいな話が出てたので、この日を楽しみに待ってました。

f:id:quo_hitsuji:20190928173546j:image

歴代シリーズのパッケージと一緒に並べたいので、今回もパケ版を購入。メタリックな光沢のあるスリーブに入っています。

ちょっともう、この紋章見ただけでテンション上がって来ました。ロトの紋章って青地のイメージ強いけど、あえての赤なんですね……⁈

 

ゴージャス版ダウンロードコンテンツ

※特典装備の見た目ネタバレあり

  • ボイスドラマDLC(全10話セット)
  • 日本語/英語ボイス切り替え機能DLC
  • トロデーン王国セット(見た目が変わる主人公専用装備
  • うりぼうセット(見た目が変わるベロニカ専用装備)
  • ハッピー冒険セット(きせきのしずく×5、スキルのたね×5)

 

下3つがゴージャス版特典DLCになってます(トロデーン〜冒険セット)。

ボイスドラマに関しては通常版購入の場合でも有料で追加可能です。

 

トロデーン王国セット

f:id:quo_hitsuji:20190928173614j:image

ドラクエⅧ主人公のデフォルト衣装を模した装備品セット。

何か……あの、11主人公のサラサラヘアとオレンジのバンダナが組み合わさることで、ハンフリーさんみを感じるような……。

こうやって見るとやっぱり8主人公はこの服すごい似合ってたんだなって……やばい久々にドラクエⅧもやりたくなってきた。

うりぼうセット

f:id:quo_hitsuji:20190928173632j:image

3DS版プレイ時に猫装備を愛用していた私としては大変楽しみにしていた、ベロニカ用の新しいきぐるみ装備です。

リボン付いてたりして、後ろ姿も可愛らしい。

f:id:quo_hitsuji:20190928173651j:image

Switch版から「見た目装備」システムが加わったことで、ステータス的により上位の装備を手に入れた後でもきぐるみ姿で冒険を続けられるようになったのが嬉しいですね。

f:id:quo_hitsuji:20190928173717j:image

ヨッチ族の村来たらいきなり2D表示になって驚いたんですが、こんな感じで2Dモード時も変更した装備が反映されています。

ただこの場合は見た目装備ではなく、セットで装備していないとその見た目にならないみたいです。

 

フォトモードで仲間と記念撮影

ドラクエ11Sからフォトモード、つまり写真撮影機能が追加されました。うん、最近のゲームっぽい!

下は先日体験版をプレイしてる時にお試しで撮ったものです。

f:id:quo_hitsuji:20190928173815j:image

+ボタン押下からフォトモードを選択できる他、▼がショートカットになっています。

ホイミなポーズ(にこやかに手を振る)

◀︎メラなポーズ(レベルアップ時のキメ顔サムズアップ)

▶︎ヒャドなポーズ(泣き・悲しげなポーズ)

パルプンテなポーズ(各々ランダムでポーズをとる)

という感じで、パーティメンバー4人にポーズを取ってもらっての撮影が出来ます。

f:id:quo_hitsuji:20190928190233j:image

5人目加入後まで進めてもフォトモード入った時に4人しか居なかったので、

最大4人までしか映らないのかー……と思ってたら、パーティから主人公を抜いたら5人で撮影出来ました。

f:id:quo_hitsuji:20190928174956j:image

 

ヨッチ族の村

f:id:quo_hitsuji:20190928175021j:image

滅茶苦茶にされてしまった冒険の書に触れることで過去作(ドラクエⅠ〜Ⅹ)の世界に飛び、その歴史を正していくという、一種のファンサービス的なアレ。

元々PS4版には無くて3DS版にのみ存在していた要素ですが、すれ違い通信が行えない関係上(?)Switch版には仕様変更されて導入されています。

f:id:quo_hitsuji:20190928175056j:image

3DS版ではヨッチ族を仲間にして彼らにダンジョン攻略してもらう流れでしたが、Switch版では世界各地にいるヨッチ族を探し出して合言葉を教えてもらう、という仕様になりました。

3DSの方のヨッチ族を集める作業は楽しかったし、お気に入りのヨッチ族を着せ替えれるのも可愛くて良かったと思うんですが、肝心のダンジョン攻略が「兵を消費しては都度補充して突き進む」という中々に鬼畜なシステムだったので、個人的には今回の仕様変更は良かったかなと思います。少なくともヨッチさんサイドにはだいぶ優しいシステムになった。

 

とりあえずストーリーを進めたい

今回取り上げた以外にも遂にドラクエにもボイスが付いたとか、サウンドがオケ音源になったとか、しばりプレイの増加とか、様々な追加・変更点はありますが、やっぱり一番気になっているのは追加ストーリーなので、とりあえず話を先に進めて行きたいです。

新たに"あの時"皆がどうしていたのかが描かれているという事なので、早くそれを知りたい……!

今ちょうどダーハルーネで船を入手するくだりをやってる所なので、まずは命の大樹を目指して前進あるのみ。 

というわけで、くろひつじはそろそろ冒険の旅に戻ります。アデュー!

ねんどろいどどーる(クイーンオブハート)が来ました/アリスとの比較&うちの子に着せてみるやつ

先月末、予約注文していたクイーンオブハートさんが届きました。

f:id:quo_hitsuji:20190916122404j:image

 

 

なお、ねんどろいどどーる『アリス』については以下の記事で取り上げています。

rojiurakomichi.hatenablog.com

rojiurakomichi.hatenablog.com

 

ねんどろいどどーるとは

ねんどろいどどーるは、頭部サイズはねんどろいど、体のサイズは布のお洋服も着せやすい大きさの、豊富な可動が楽しめる動かして楽しい手のひらサイズのアクションフィギュアです。

多数の商品展開をする「ねんどろいど」シリーズとのスムーズな頭部交換ができますのでお手持ちのキャラクターと組み合わせてもお楽しみいただけます。(商品説明より)

公式サイト

ねんどろいどどーる | GOOD SMILE COMPANYねんどろいど どーるとは

 

 ねんどろいどどーるクイーンオブハート

いざ、開封していきます。

f:id:quo_hitsuji:20190916122501j:image

内容物は以下の通り。

  • フィギュア本体(素足パーツ付属、胸囲65mm)
  • 王冠
  • パニエ付きドレス
  • 下着
  • ハイヒール(足裏マグネット付)
  • 交換用手首一式(握り手、指差し手)
  • 専用台座(足裏マグネット対応)
  • 可動支柱一式
  • 取扱説明書

 

ドレスはワンピースで、背中側で留めるようになってます。長袖なので腕通すのがちょっと難しかったです。

正しい着せ方なのかは分かりませんが、上から片方ずつ腕パーツ通してその後で胴体と繋げる方が、普通に着せるよりはやりやすかったかな。

 

f:id:quo_hitsuji:20190918142441j:image
クイーンさんめっちゃ美人。

あとグラマラス。ねんどろ体系なのに。

アリスちゃんと比べるとバストサイズが違うんですよね。クイーンさんは巨乳さんです。

 

斜め後ろから。

f:id:quo_hitsuji:20190918142541j:image

髪の編み込みが素敵です。

王冠は前髪と後頭部の間にプラスチック片を挟み込んで固定します。アリスのリボンと同じ感じですが、こっちの方が底部が平らなので(頭の形が異なる他キャラでも)安定しますね。

 

なお、ハイヒールは脱ぎ履き出来ないので、素足パーツが付属しています。ハイヒールのマグネットは爪先側、素足パーツのマグネットは踵側に。

 

交換用の手首パーツは握り手(グー)と指差し手の2種類。素体に元々付いてる五本指(パー)のと合わせて3種類です。ビシッと指図するポーズなんかに使えそうな、指差し手がハートの女王感あって良いですね。

 

うちの子に着てもらうコーナー

ねんどろいどどーると互換性のある、他のねんどろいどキャラクターにもお着替えしてもらいました。

ねんどーるMEIKO

我が家で赤いドレスが似合う方と言えばやっぱり……

f:id:quo_hitsuji:20190920084334j:image

MEIKOさんです!

可憐!そして凛々しい!麗しい!

はー、やっぱ赤似合うなー。今回のクイーンオブハート、殆どめーちゃんの為に購入したような所あるしなぁ。


クイーンさんの目の色も(ちょっと明るいけど)茶系なので、髪型はそのままに表情パーツをクイーンさんに差し替えて撮ったのが下の写真。

f:id:quo_hitsuji:20190920084415j:image

こうやって見ると元々のねんどろMEIKOの目ってさっぱりというか、素直な感じの目だったのが分かりますね。

クイーンさんのお目々はまつげ長くてちょっと大人っぽい。 

ねんどーる巡音ルカ

ルカさんだとこんな感じ。

f:id:quo_hitsuji:20190920084442j:image

ハートの女王感はあんまり無いけど、これはこれで良き。

ルカさんに着せる場合は、王冠ない方がお嬢様っぽくて好きかも知れないです。

 

おまけ:アリスミクさんと一緒

ところで。アリス服と女王服が揃ったということは、アレが出来るんですよ。

私の大好きな楽曲、OSTER Projectさんの『Alice in musicland』ごっこが!

f:id:quo_hitsuji:20190920084622j:image

アリスミクと女王MEIKO、可愛い過ぎないですかね⁇⁇

 

ちなみに、グッスマ公式からはアリス関係のキャラ(?)として他にホワイトラビットとマッドハッターも出ているので、気になる方はそちらも併せてチェックしてみてください。

というか公式のねんどーる衣装だいぶ増えてきた(しかも可愛い!)ので、買わずに耐えるのが辛くなってきた……。

マジカルミライ2019に行ってきた(2)ライブ感想:夢と現の境界で。

長いので、セトリだけ知りたい方は目次の「セットリスト」から飛んでください。

f:id:quo_hitsuji:20190906231047j:image

去年はマジミラ終わって何ヶ月も経ってから感想記事を上げるとかいう愚行を犯したので、今年は出来るだけ新鮮なうちに書くぞ!と思っていたのですが、いざライブに向かったら前が高身長な上に頭上でペンライト振りかぶるタイプの人+後ろがめちゃくちゃ声量のデカいグループ×2というなかなかの席だったので、ちゃんと集中出来なかった曲が多くて、結局MXの特番見て補完した部分も多々あります。

自分の身長が低いのが悪いんですが、同じSS席でも席によって見え方が全然違うんだなーということを実感できました。贅沢を言っちゃいけない、ブロック最前だった去年が良すぎたんだ……。

あ、でも、今年はCブロックの中〜後方列だったんですが、人と人の間からチラチラ見えるステージ上のミクさん達は非常に実在感がありました。もちろん視力とか角度にも寄るんだろうけど、Cブロ最前辺りが諸々の塩梅としては丁度良さそうな気がした。キャラの表情やバンメンの様子もしっかり見たい!って感じならもっと前の方が良いんだろうけど。

それとライブの感想とはちょっとズレてしまうんですが、開演前、スクリーンに諸々の注意喚起が多言語で流されていたのが良かったです。映画上演前のマナー動画みたいなやつ。年々来場者の層が多様になっているように見えるので、ルールを明示・共有していくのが最大多数の幸福に繋がると思います。

 

マジミラ2019ライブ(東京公演初日)のざっくりしたまとめ&感想

  • 緩急すごい、新鮮なセトリ
  • 日替り曲が文字通りの日替り曲(去年のように場所ごとではない)
  • マジミラでは初となるR3パート追加(初手4曲)
  • R3モデルはかなり改良されてた
  • MC(トーク)だいぶ頑張ってる
  • 巡音ルカ10周年コーナー(テーマ曲はミクとのデュエット)
  • テーマ曲前にルカ&ミクでのMCあり
  • アンコール一曲目が特殊演出からのwowakaさん楽曲(日替り)
  • 銀テープが2色&文字入りに

f:id:quo_hitsuji:20190906231939j:image

セトリ全体について感じたこと

終演後。

楽しかった!またマジミラに来れて良かった!

という興奮と同時に、

演奏された楽曲を思い出しながら、不思議なセトリだったなぁと思った。

マイナスの意味合いではなくて、何というか、自分が参加したことのある過去2回のマジミラライブと比べて、何となく違う感じの印象を受けていました。


不思議に感じた理由は恐らく2つあります。

1つは新曲が多く、セトリから「おなじみの」曲が無くなっていたため。

例えば過去のマジカルミライでは必ず演奏されていたShake itとか、メルト、ODDS & ENDSなどryo(supercell)さんの手による楽曲とか、千本桜とか、ミクライブにおける定番曲みたいなものがごっそり外れて、「あの頃」の曲から「最近」の曲へ、セトリが刷新された感がありました。

 

もう1つは、今回のセットリストから今までになく強いメッセージ性を感じたからです。

正直なところテーマ「フューチャーサーカス」って何ぞや?と思っていたクチなんですが、ライブに参加してみて思ったのは、サーカスって夢と現実の境目にあるものなのかな、ということでした。

元々私の中では「サーカス」って、楽しいとか煌びやかなものというだけではなくて、中原中也の詩のような、ある種の郷愁とかもの悲しさみたいなものを含んでいる言葉のイメージがあります。書いてて思いましたが、今回特殊演出のあったwowakaさん曲の部分は想い偲ぶという意味で「郷愁」に近いものがあったかも知れません。

ステージへの熱狂とテントの外に迫る夕闇--サーカスという言葉はそのどちらも想起させます。テントの膜一枚隔てたところに、変わらぬ日常と、色鮮やかな非日常が並存している。

それをマジミラで表したかったかどうかは分かりませんが、所々で「メインキャラクター」や「それがあなたの幸せとしても」「僕が夢を捨てて大人になるまで」みたいな現実感の強い曲を織り込んでいたのが結構印象に残っています。

極めつけはラストに流れたテーマソング「ブレス・ユア・ブレス」。

これは「生命を持たない」(=あくまで代弁者的な存在であった)初音ミクが人々の託した想いによって「生命を得た一人の人間として」歩き始め(認知されるようになって)、「僕」とは別の存在となった。だからミライに向かってそれぞれの道を歩いていこう--というような、決別の歌です。

造りもの、あやふやで時(人)によって姿を変える夢の様な存在だったミクが現実との境に立ち、あるいはその境界線を踏み越えて一人で歩み始めている。それに対する個々人の感情は(曲の根幹ではあるけど)置いておくとして、サーカスが「夢と現の間」にあるものだとしたら、この曲がテーマソングであったこと、そしてライブという夢の終わりにこの曲を持ってきたことに対して「なるほどなー」と思ったのです。

もちろん人によって色々な解釈があるし何が正解かは分かりませんが、私はこうやって納得したという話。


セトリに関してはもうほぼ言うことないんですが、最後にもう一点だけ。キャラ配分についてです。

ちなみにミクルカ以外の出演枠は

リンレンが各ソロ新曲1ずつ+デュエット1曲(日替りあり)、

MEIKO新曲1、

KAITO新曲(ラップ・合いの手)1。

個人的には、年長組に去年と同水準の枠(各ソロ曲1+デュエット1)を期待していたので、それが少なかったのだけが残念でした。確かに両方新曲・新モジュールだったけど、兄さんに至っては合いの手とラップパートだけだったし……(曲自体はめちゃくちゃ嬉しかった)。

既存曲でいいから、on the rocksか3人バージョンのドクター・ファンクビートでも追加で入れておいてくれれば最高だったんだけどなー。高望みなのかなー……。

ところでマジミラではめーちゃん15周年に何も触れなかったということは、シンフォニーに期待していいんですよね?

 

f:id:quo_hitsuji:20190906231135j:plain

 (↑今年初めて、最後に5分間の写真タイムが設けられました。会場内の写真はいい記念になった)

曲ごとの感想とかもろもろ

全曲振り返るとなると流石に文字数がヤバいことになるので、印象に残ってる部分だけを取り上げてます。ほぼ自分の振り返り用。

なお、頭に※が付いてる曲は日替り枠です。

 

R3パート(テオ/ Omoi〜すきなことだけでいいです/ ピノキオピー〜愛の詩/ ラマーズP〜快晴/ Orangestar)

R3モデル、かなり改善されてる感ありました。遠目だと違和感無かったですが、MX特番で改めて見ると表情がやや乏しい&たまに首の動きに違和感感じることがあるかな?でもお顔の可愛さとか身体のバランスとかすごく良くなってました。

そういえば初っ端テオは雪ミクが初出だそうですが、今回経験できて良かったです。一曲目から体力の消費がヤバいけどw


深海シティアンダーグラウンド/ 田中B

深海演出から始まったリンちゃんの新曲。最初の泡音で「え、深海少女やるの⁈」と思ったバカは自分です。何気にこの曲ペンライト振るの難しかった。


メインキャラクター/ Luna

この曲のレンくんの歌い方好きです。モーションに青少年の葛藤感が出てて良かった気がする。追加された歌詞うろ覚えだけど、前向きな感じで纏められてて良かったと思います。

 

※からくりピエロ/ 40mP

テーマがテーマだけに、ひっそりと来てくれることを期待してた一曲。日替り枠だったらしいので観れて良かったー。


Catch the wave/ kz(livetune)

2020年Switchから発売予定の新作divaの、テーマ曲。完全にアンテナから漏れてて初聴き状態だったのが勿体ないことしたー!聴きながら、なんかkzさんぽい曲だなとは思ってました。新曲なのに日替り枠だったらしく、余計に勿体なかったなと……。


※Baby Maniacs / 八王子P 

初めてベビマ二体感したけど、これはペンライト緑違和感ある……かも。衣装だけじゃなくて照明もピンク〜紫っぽい色演出だからですかね。


キレキャリオン/ ポリスピカデリー

激しめの曲調なので、スタンドマイク曲だったのがちょっと意外だった。あんまりよく見えなかったので円盤に期待してます。


ある計画は今も密かに/ 森羅

最初の1,2,3,4はコールなのかと思ってたけど、あんまり合わせてる人いなかったな。派手さはないけど可愛かったです。


ラムネイドブルーの憧憬/ アオトケイ

めーちゃんの新曲!そして新衣装とか!最高に可愛い!爽やか!

作曲者さんの希望がそうだと聞いていたのと、曲自体のイメージからペンライト青にして振ってたんですけど、周りとても赤いし、唯一のめーちゃんソロ曲だしで葛藤がすごかった。曲終わりの手振る瞬間だけ赤に変えてめーちゃん見送りました。


Never Die / ゆよゆっぺ

巡音ルカ10thコーナーの始まりはこの曲から。

あぁ10周年なんだなぁ……ルカさんもついに10周年なんだ……。何かひたひたくる感動を噛み締めてました。

去年の鏡音10周年コーナーはガンガン飛ばしていくぜ!これからもなァ!って感じの勢いがあったけど、ルカさん10周年はしっとりと言うか、じんわりと言うか、また違った味があって良き。

これがそれぞれの良さですよね。皆違って皆いい。


※星屑ユートピア/ otetsu

曲自体はかつてヘビロテしてたから好きなんですが、モーションがどうも慣れない。見慣れてきたら違うのかな。

そしてJBF来ないの⁈と思ってたら日替り枠だったようで……ルカ10周年ならこちらも聴きたかった。


※ルカルカ☆ナイトフィーバー/ samfree

ルカルカはそりゃあ来るよねぇ!Foooo!!!

でもどりーみんチュチュも観たかった感。3人ver.は’17年のマジミラで観たけど、あれ最高に可愛いかったもんなー。


それがあなたの幸せとしても/ Heavenz

この曲聴くと辛くなるんだ……。

しかもルカさんの落ち着いた声で切々と歌われるじゃん? あぁルカさんだなぁって(何)


Jump for Joy / EasyPop

何なの、シンフォニーといい、直前のMCといい、公式はネギトロ推しなの?ミクルカ可愛い。可愛いからもはや何でもいい気分になるけど、この曲で「みんなも一緒に歌ってね」は無理です。

私の記憶が確かならば、2人で手を繋いで飛ぶモーションがあったはず。特番では曲カットされてたので、円盤でもう一度見られるの楽しみにしてます。


バンドメンバー紹介

SURVIVE(マジミラ2019公式アルバムのボーナストラック)のインストアレンジだったらしいけど、最中は全然分からなかった。結構聴いたつもりだったんだけどなー。ちょっと悔しい。


大江戸ジュリアナイト/ Mitchie M

この曲は!去年のアンケートでも希望したくらい!マジミラでやって欲しかった曲なのです!!!
まぁ皆盛り上がり過ぎててよく見えなかったんですがw ミクさんと兄さんが楽しそうにわちゃわちゃしてたから良いかな。何この兄妹仲良いな、もっとやれ、と思いながら見てました。モジュールは謎だったけど。

心残りはミクさんが太鼓叩いてたらしいシーンを見逃したこと。舞台向かって左側半分は何も見えなかったんですよね……お陰で兄さんの「たまやー」で上部スクリーンに花火が打ち上がった所が一番印象に残っている。


ヒバナ/ DECO*27

去年来なかったから今年こそは!と思って待ってました。でもこちらもあんまり見えなかったので円盤待機します。なぜか特番でも一部だけの放映だったし……。


グリーンライツ・セレナーデ/ Omoi

あぁマジミラだ!!!

流れ始めた曲がグリセレだと判った瞬間、強くそう思いました。今までもずっとマジミラに居たんですけどね。それを凄く実感出来たというか。ミクさんがこの曲歌い始めた時の会場の歓声、すごかった。

テーマソングというものについては、クリエイター側にもリスナー側にも様々な想い・考え方があるとは思いますが、マジカルミライ自体をある種の「お祭り・祝いの場」として捉えている私にとっては、「39みゅーじっく」みたいにとにかくノリ重視でライブ全体を盛り上げる曲か、「グリーンライツ・セレナーデ」みたいにただひたすらに前向きな曲が好きです。


僕が夢を捨てて大人になるまで/ 傘村トータ

グリセレの興奮状態から一転、アンコール前ラストは静かに聴かせる曲に。

MX特番で改めて観たら、ミクさんの切なげな表情のバランスが素晴らしかった。諦観、決意、色んな感情が入り混じった歌詞の表現がすごく上手い。流石セガ


〜アンコール〜
※アンノウン・マザーグース/wowaka

去年と全く違った気持ちでこの曲を聴くことになるとはなぁ……。特殊演出の為か、それとも自分自身の気持ちのせいか、ミクさんが辛そうに顔をしかめて歌う箇所は本当に見ていて辛くて、それでも強気な表情で歌い切る姿に胸を打たれました。

ひたすら心の中であぁ……!あぁ……!!と叫びながらペンラ振ってた。言葉にならない。


Hand in Hand / kz(livetune)

意図的な流れだと思うんですが、アンマザの直後だったことで今までになく色んな感情が駆け巡ったHiHでした。様々な事情で居なくなったP達とも楽曲や「ミク」という存在を通じて繋がってるんだとか、逆にPさん達が繋いでくれた関係が沢山あるんだ、とか。

それが「遠く遠くミライまで」続いていく。あれ、HiHってこんなエモい曲だったっけ?

……まぁ私は万年ぼっちなんですけどね!それでもマジミラ来ると自分と同じものを好きな人たちが大勢いるんだって実感出来ます。

あとやっぱりHiHは後半の方がしっくり来るかな。


ブレス・ユア・ブレス/ 和田たけあき

盛り上がりましたね。

テーマソングについては散々前述したのでここでは割愛します。

 

セットリスト

千秋楽(東京最終日)を基準に載せています。

大阪1-2日目・東京1-2日目の各構成については公式のアフターレポート(https://magicalmirai.com/2019/special_afterreport.html)を参照した方が早いです。

 

~R3~

テオ/Omoi

すきなことだけでいいです/ピノキオピー / 

愛の詩/LamazeP

快晴/Orangestar

 

深海シティアンダーグラウンド/田中B

メインキャラクター/*Luna

ロミオとシンデレラ/doriko

からくりピエロ/40mP

Catch the Wavelivetune

劣等上等/Giga

キレキャリオン/ポリスピカデリー

ある計画は今も密かに/森羅

ラムネイドブルーの憧憬/アオトケイ

Never Die/ゆよゆっぺ

どりーみんチュチュ/emon(Tes.)

ルカルカ★ナイトフィーバー/samfree

それがあなたの幸せとしても/Heavenz 

Jump for Joy/EasyPop

 

〜Band member introduction〜

 

大江戸ジュリアナイト/Mitchie M

ぶれないアイで/Mitchie M

ヒバナ/DECO*27

グリーンライツ・セレナーデ/Omoi

僕が夢を捨てて大人になるまで/傘村トータ


〜アンコール〜

ローリンガール/wowaka

Hand in Hand/livetune

ブレス・ユア・ブレス/和田たけあき

 

Daily Songs

♪ Satisfaction/livetune

♪ Baby Maniacs -Eight Mix-/八王子P

♪ 砂の惑星/ハチ

♪ どうぶつ占い/すこっぷ

♪ ロキ/みきとP

♪ 星屑ユートピア/otetsu

♪ Just Be Friends/Dixie Flatline

 アンハッピーリフレイン、裏表ラバーズ、アンノウン・マザーグース

ワールズエンド・ダンスホール/wowaka

 

初音ミク「マジカルミライ2019」開催概要

「マジカルミライ 2018」 in OSAKA

8月10日:昼公演・開場11:00、開演12:00/夜公演・開場16:00、開演17:00
8月11日:昼公演・開場11:00、開演12:00/夜公演・開場16:00、開演17:00
会場:インテックス大阪 5号館A
料金:SS席(9000円)、S席(8000円)、A席(7000円)、マジカル観覧シート(7000円※着席観覧)、U-18席(3900円※S席。企画展入場券が付いていない)
U-18席以外のライブチケットには、大阪会場の企画展入場券が付いています。

 

初音ミク「マジカルミライ 2018」 in TOKYO

8月30日:夜公演・開場16:00、開演17:00
8月31日:昼公演・開場11:00、開演12:00/夜公演・開場16:00、開演17:00
9 月1 日:昼公演・開場11:00、開演12:00/夜公演・開場16:00、開演17:00
会場:幕張メッセ 国際展示場 3ホール
料金:SS席(9000円)、S席(8000円)、A席(7000円)、マジカル観覧シート(7000円※着席観覧)、U-18席(3900円※S席。企画展入場券が付いていない)
U-18席以外のライブチケットには、東京会場の企画展入場券が付いています。

 

 ▼企画展についてはこちら(企画展ライブは未参加です)。

rojiurakomichi.hatenablog.com

 

マジカルミライ2019に行ってきた(1)企画展の感想とか

【追記】大阪:2020年8月7日(金)~9日(日)/幕張:12月18日(金)~20日(日)マジミラ開催決定!五輪で危ぶまれてたけど、来年も東京公演があるぞー!

f:id:quo_hitsuji:20190901164635j:image

夏の終わりのマジカルミライ。今年も楽しんで来ました!参加したのは東京公演初日の8月30日です。

同日参加したライブの感想も途中まで一緒に書いてたんですが、思いのほか長くなりそうだったので分割しました。こちらはマジカルミライ2019企画展の感想になります。

ライブの方はまた後日!

 

マジミラ企画展始まるヨー

今年は朝から並ぶことが出来ず、12時の企画展開場時間ちょうど位に待機列最後尾に辿り着いたので、公式物販はすっぱり諦めることにしました。

企画展会場に入れたのは13時より前だったと思うので正味1時間も並んでないんですが、幕張はその頃あいにくの雨。伸びきった入場待機列は連絡通路を越えて屋外まで……ほんの数分ですが雨に濡れる時間があったので、やっぱりイベント時は折りたたみ傘必携ですね。

そんなこんなで企画展会場内へ。

 

今年の入場特典はアクリルスタンド

f:id:quo_hitsuji:20190901164721j:image

特典のミニアクリルスタンドはめーちゃんでした。プレート自体はミュージックカフェで貰ったアクスタと同じ大きさだけど、キャラクター部分はちょっと小さい。

ちなみに後ろの2つは前年、前々年マジミラの入場特典で貰ったピンバッジです。

 

こちらは入場後、いきなり出迎えてくれたダヨーさん。

f:id:quo_hitsuji:20190901164732j:image

風船姿でも流石のインパクトであります。

……。

 

初めてのワークショップとミライスト

どうせ公式スルーするなら折角だからいつもと違う感じで周ってみようと思って、企業側の物販覗いたりワークショップ行ったりしました。今年の有料ワークショップはキラキラリフレクター作り(1000円)とライトアップキャンドル作り(2000円)。無料のはいつもの塗り絵うちわと、フェイスペイント。

橋本漆芸の蒔絵体験(1500円)も気になってたんですが、各回の限定数が少なくて瞬殺だったみたいですね。

 

キラキラリフレクター

f:id:quo_hitsuji:20190901164830j:image

リフレクター作りやってみたんですが、シール切って貼るだけなのにこのセンスの無さよ……。口が裂けても趣味ハンドメイドとか言えない。

f:id:quo_hitsuji:20190901164837j:image

全員を一画面に収めようとして物凄い窮屈な感じになっちゃったんですよね。裏面も有効に使えば良かったんですが、全員好き過ぎて誰を裏に持っていくかを決められなかったんだ……。

テーブルの向かい側で仲良く作ってた親子のリフレクターはとてもバランスの良い、可愛い作品に仕上がってたのになーw

企画展会場内は割と幅広い年齢層集まっているので、こうやって小さいお子さんと一緒に家族で楽しめるものがあるのは良いなと思います。あとちゃんと左利き用のハサミが用意されてた所。


ミライストカフェ

いつ見ても長い行列が出来ていたので諦めてたんですが、今年はサンデー注文してみました。

商品はマジミラサンデー2019(900円)とソフトクリーム(400円)の2種類。

サンデーの注文に限り、缶バッジが1つ付いてきます。缶バッジはミクorルカのランダム配布で、うちに来てくれたのはミクさんでした。カップ側面のイラスト部分は切り取って持ち帰れるシールになってます。

f:id:quo_hitsuji:20190901164919j:image

サンデーもソフトクリームが本体な感じなんですが、このソフトクリームがかなり美味しかったです。さすが北海道(?)。

上に乗ってるのはピンクのハートのが苺マカロン、ミクさんがプリントされてるヤツがふやきせんべい。一番底にグラノーラ的なやつが入ってました。

 

展示関係

その後は適当に写真撮りつつライブペイントとか展示関係を見て周り、ガチャ(カプセルトイ)コーナー行ったりして夕方のライブ時間までぶらぶら。

等身大フィギュア

今年の等身大フィギュアさん。

f:id:quo_hitsuji:20190901165118j:image

ライティングも良くて可愛く撮れた。2017の時は下からライト当たってたせいで写真にすると怖い感じの影が出来ちゃってたけど、今年の展示は良いですね。フィギュア自体の出来も年々向上してる感あって素晴らしい。


こちらは今年10周年の等身大ルカさん。

f:id:quo_hitsuji:20190901165131j:image

足元にたこルカもいます。

 

f:id:quo_hitsuji:20190901165137j:image
こんな感じで大漁旗も展示してありました。

 

サーカス衣装のパネル。

f:id:quo_hitsuji:20190901165924j:image

スマホで6人全員入れて撮ろうとするのは無理があった。


最後に今回の戦利品。ほとんどガチャ関係とクリアファイルですが。

f:id:quo_hitsuji:20190901165227j:image

鞄とか扇子とか気になるものは数あれど、物販はシンフォニーで本気出そうと思ってるので泣く泣く我慢したものも結構あります。

 

もうちょっと時間に余裕があったらマジカルミライクエストもやってみたかったかな。夜ライブあるし、時間気にしながら解くのキツいなと思ってやめちゃったんですが。

次回も謎解き企画があるようだったら参加してみたいです。