烏森神社に行ってきました
カラフルな御朱印で人気のある烏森(からすもり)神社を参拝しました。
場所はサラリーマンの町、新橋。立地的には完全にビルの合間です。
秋分の日の午前中に伺いましたが参拝客が途切れることが無く、人気の高さを感じました。
境内も綺麗に整えられていて、これは女子人気があるのも頷けます。
人が居たので今回は写真撮影を見送りましたが、石段の右手にある願い札を書くためのスペースもとても可愛い。
そして今は「烏森神社」として有名な神社ですが、元々の社名は「烏森稲荷」で、現在の名前になったのは明治6年(1873年)のことだそうです。
曰く平将門の乱の折、白狐に与えられた白羽の矢のおかげで東夷を鎮めることができた鎮守将軍・藤原秀郷(俵藤太)が、お礼に稲荷社を勧請(※別の場所に移して祀ること)しようとしたところ、夢に件の白狐が現れて、神鳥の群がる所が霊地だと告げた。
桜田村の森まで来ると、まさしくカラスが群がっていたので、そこに烏森神社を建てた、というのが興りということなので、始まりはお稲荷さんだったのですね。
この起源に由来して、烏森神社は「必勝祈願」のご利益があるとのこと。
また烏森神社は御祭神の一柱がアマノウズメノミコト。
あの有名な天岩戸のエピソードの中で舞を踊った女神――というわけで、こちらの神社は技芸上達の祈願にも向いています。
参道。
細い路地ですが、味のある雰囲気です。
狛犬さんです。
基本情報
- 御祭神:倉稲魂命(うがのみたまのみこと)、天細女命(あまのうずめのみこと)、瓊々杵尊(ににぎのみこと)
- 例祭日:5月4、5、6日
- 所在地:東京都港区新橋2-15-5
- 備 考:江戸三森、東京福めぐり八社のうちの一社
公式サイト
東京新橋に鎮座する『烏森神社』のHP | 神社祭事、神社に関わる豆知識・境内の様子、季節のお話…などを公開しています。
御朱印
烏森神社の御朱印です。初穂料は500円。
今回参拝した日は書置きのみの対応だったのですが、御朱印帳に直接墨書きしていただける日もあるそうなので、希望する場合は公式ツイッターを確認してから向かった方が良いかも知れません。
御朱印と一緒に、お守りと福梅茶もいただきました。この心遣いが嬉しい。
東京福めぐりオリジナル折帖(1200円)は、東京福めぐりを構成している神社の授与所で拝受可能です。
アクセス
JR「新橋駅」西口・日比谷口・烏森口から徒歩約3分
銀座線、都営浅草線「新橋駅」から徒歩約3分