ろじうら小道

日々のつれづれ。

マジカルミライ2020~Winter Festival~の思い出

実はマジミラ2020(東京)、参加していました。

あれから1年弱の月日が経ち、すでに大阪では新たな祭りが始まってしまいましたが(マジミラ2021開催おめでとうございます)、幕張のみ参加の自分はまだ2020冬まつりミクさん&めーちゃんと共にあるぜ……!

ということで、とんでもなく今更ですが東京公演への参加+大阪公演の配信+BD視聴諸々の感想を混ぜつつ、マジミラ2020の思い出を振り返ってみたいと思います。

とても長いのでぜひ読みたいところだけ目次から飛んで読んでください。

 

はじめに(言い訳的なアレコレ)

このご時世なのでライブ行ったことを大々的に公言するのもちょっとな……と様子を見つつ書いては消してを何度も繰り返していたら、完全にブログ更新の機会を失った愚か者が私です。

あまりにも今更過ぎるので思い出はそっと胸の内に仕舞うだけにしておこうかと思ったんですが、参加しておいてせっかくのMEIKO15周年に触れないのも嫌だし、マジミラ2021直前になって過去記事にアクセスしてくださっている方がちらほら居ることにも気づいたので、何かしら今後マジミラに参加する際の参考……というか待機列中の暇つぶしにでもなれば良いなと思って、また一から書き直しています。

わざわざ読みに来てもらってコロナ前の古い情報しかなかったの、マジで申し訳ない……それでも2018、2019とかの感想見てくれた方、本当にありがとうございます……。

 

初音ミク「マジカルミライ2020」ライブ開催概要

「マジカルミライ 2020」夏まつり(大阪公演)

11月27日:企画展・9:00 - 18:30
11月28日:企画展・9:00 - 18:30/ライブ1部・2部・3部
11月29日:企画展・9:00 - 18:00/ライブ1部・2部・3部
会場:インテックス大阪 5号館A

初音ミク「マジカルミライ 2020」Winter Festival(東京公演)

12月18日:企画展・9:30 - 19:00/ライブは3部のみ
12月19日:企画展・9:30 - 19:00/ライブ1部・2部・3部
12月20日:企画展・9:30 - 18:30/ライブ1部・2部・3部
会場:幕張メッセ 国際展示場 9ホール

大阪・東京ライブ時間(共通):1部・開場10:00、開演11:00/2部・開場14:00、開演15:00/3部・開場18:00、開演19:00

料金(共通):SS席(7200円)、S席(6200円)、A席(5200円)、マジカル観覧シート(5200円※着席観覧)、U-18席(3900円※S席)
今回のライブチケットには企画展入場券付属なし。企画展入場には別途500円の入場券を購入する必要あり。

 

マジミラ2020のポイント

簡易まとめ

  • 東西でイベントのテーマ、メインビジュアルが異なる(大阪公演は夏まつり、東京公演はWinter Festival)
  • メインビジュアルが異なるため、等身大立像およびテーマソング(『愛されなくても君がいる』)歌唱時の衣装が夏・冬それぞれに存在する
  • MEIKO15th Anniversary(テーマ曲『きみとぼくのレゾナンス』)
  • MEIKO等身大立像の初展示
  • ライブ開始時、日替わりで各キャラクターによるOPボイスあり
  • 雪ミクテーマ曲(『ぽかぽかの星』)のライブ初お披露目 ※東京のみ
  • 新曲(マジミラ初披露曲)、新モジュール多め
  • 6キャラ全員新曲あり(※リンレンはソロ曲なし)

新型コロナ感染対策

  • 入場時の検温、消毒および換気
  • ライブ収容人数半減(※座席の前後左右1席空けによって1公演あたりの人数を減らす代わりに、例年2公演/日だったのが3部制になった)
  • 公演時間短縮(約1時間20分)
  • 声出しNG
  • 感染者追跡用のQRコード登録

 

企画展

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幕張初日の12月18日(金)の企画展とライブに参加しました。

企画展は9:30開場。

今回は出来るだけ混雑を避けたかったので、早朝からではなく開場後(10時頃)に幕張メッセに到着したんですが、その頃には入場待ちの列も無くすんなり入ることが出来ました。

入場特典&物販

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公式アルバムCDは予約で、その他のオフィシャルグッズは事前通販で購入済みだったので、今回は公式物販列には並びませんでした。

しかしながら現地でしか買えないグッズもあったんですよね……。その辺りの不便さが、2021年の事前通販ではかなり改善されていたように思います。

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企画展の入場特典は2色のキットパス(クレヨン)。

初音ミク&巡音ルカ」「鏡音リン&鏡音レン」「MEIKO&KAITO」の3種類から選べるようになっていました。

ピアプロの壁に描き込む際は各自こちらのキットパスを使うことになっており、感染対策を兼ねた特典でしたね。こちらは持参することで2021年もピアプロの壁に使用可能とのこと。

初音ミク等身大立像

Winter Festival版ミクさんの等身大立像。

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残念ながら夏まつりちゃんはいませんでしたが、安定の可愛さでした。

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ここ2、3年の等身大立像のライティング良いですよね。

お顔に怖い感じの影が出来ず、どの角度からでも可愛く撮れます。ありがたや。

MEIKO15周年コーナー

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企画展の一角に設けられたMEIKO15周年コーナー。

ピアプロで募集された沢山のお祝いイラスト、関係者からのお祝いメッセージ紹介、15thテーマ曲『きみとぼくのレゾナンス』のMV紹介&メイキング、MEIKO&KAITOの等身大立像プロジェクト(MK15th_project)の企画紹介などが展示されていました。

いまだかつて、こんなにMEIKO関連の展示が充実していたことがあっただろうか?

めーちゃんが沢山の人たちに愛されて、ちゃんと15周年をお祝いしてもらえていることに感無量です。

11月5日を超え、マジミラ開催時にはすでに16周年目に突入していたため、イラストやメッセージ紹介のタイトルが「MEIKO15周年&16周年お祝い〇〇」になっていたのが地味にきっちりしていて好きでした。

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マジミラ2020で初お披露目となったMEIKO等身大立像。美しい。
立像制作時の進捗はMK15th_projectのクラファン支援者向けメルマガで時折発信してもらっていましたが、実際に現地で会える日をずっと楽しみにしていました。

この女性らしさと格好良さが同居してる感じ、まさにMEIKO

そしてこのスタイルの良さよ……。

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お気づきだろうか、チョーカーとバングルが発光していることに。

凝ってるなー! こういう細部へのこだわり、嬉しいですね。

(タイミングによっては光っていない時もあったみたいですが……)

 

ライブ感想

実際に参加した公演は東京1日目のみです。

ただ今回はその前に大阪公演のオンライン配信があったため、配信視聴した上で東京公演に臨んでいます。

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ライブ環境(座席、コール等について)

B5ブロックという、センターライン付近の席だったのも見え方に影響しているとは思いますが、前後左右に人がいないという環境が、

正直めちゃくちゃ快適でした。

低身長なので、幕張メッセのようにフラットな会場だとステージまでの目線が通り辛いのですが、ありがたいことに今回はもう本当によくステージが見えました。

コール等の声出しがNGだった点についても、ミクさんたちの声をよく聴くことができ、曲に集中できたので、個人的にはマイナスに感じなかったですね。

ただ、セトリ的にはイベント共通テーマの「MATSURI」に相応しく、コールで盛り上げたい感じの曲が結構あったので、そこで声を出さないように抑えないといけないのが辛くもあり、少し寂しくもあり……。

ですが会場内のファンが皆ちゃんと声を抑えて、応援の気持ちをすべてペンライトに託している独特な空気感に、ちょっと感動したのを覚えています。

印象に残った曲etc.

 

リン・レン・ルカ・KAITO

『キミペディア』は可愛くてリンレンにぴったりな曲だと思うので、公式CD入りを知った時点から割と楽しみにしていました。

ものすごく正直に言うと、唯一のリンレンデュエット曲がR3モデルだったのは不満点です。ですが、モーションは良かったと思います。

R3モデルに関してはミクさんも同じなのですが、マジミラの中でセガモデルと混ぜて使うんじゃなくて、別軸のイベントで活躍させてあげればいいのになというのが個人的な意見です。MIKU EXPO2020は別モデルで統一されていたわけだし。

 

KAITOソロ曲の『みかぼし』は公式CDのおかげで初めて知って、ドハマりしました。曲調や歌詞も好みなんですが、元々兄さんのロングトーンがすごく好きなんですよね。

で、いざ実際にライブ観たら、KAITOがびっくりするくらい格好良くギター弾いてるじゃないですか……過去一のイケメンっぷりでさ……。

途中ペンライト振るの難しすぎたので、諦めてステージ見つめてました。

 

『完全性コンプレックス』も公式CDで初めて知った曲です。

直前にめーちゃんが「次の曲は自分の席に座ってゆっくり聴いてね」と呼び掛けてくれたので、静かに集中して聴くことができました。

そして前年も思ったことだけど、本当にルカさんの声とこの手の曲の親和性の高さがすごい。見事に引き込まれました。

 

MEIKO15th Anniversary

15周年コーナー1曲目のMEIKOソロ曲が日替わりだったことで、結果的に5つの既存MEIKO曲が演奏されることに。日替わりだったことで当然、あの曲も聴きたかったー!という思いは生まれますが、おかげで円盤に沢山のMEIKO曲が収録されたので良かったです。

『Amazing Dolce』は「ライブでやって欲しい曲」のアンケートに何度か書いてきた曲だったので、念願叶って嬉しかったですね。確か鼓童ミクの告知PVでちらっと映っていたと思うのですが、コロナでイベント自体が立ち消えになってしまったので、マジミラで演奏してもらえて本当に良かった。

リンレンMEIKOの組み合わせ、大変に可愛くて好きです。

そして満を持して演奏される『きみとぼくのレゾナンス』

のびのびと明朗に歌っているMEIKOの声が大好き。ステージ上のめーちゃんは本当に楽しそうで、生き生きしてました。サブモニター上に映し出される沢山のお祝いイラストも涙腺にきます。

日本語ボカロの先駆けとしてずっと走り続けてきたMEIKO。辿ってきたのは決して平坦な道ではなかったと思うけれど、止まることなく明るくパワフルな声で沢山の歌を届けてきてくれました。

ありがとう、めーちゃん。15周年、本当に、本当におめでとう。

 

コロナ禍におけるメッセージ

『シャボン』『完全性コンプレックス』そして大阪のみの演奏でしたが『命に嫌われている。』などは時勢によく合っている選曲だったと感じました。

『シャボン』の曲中で本物のシャボン玉を使う演出、新鮮で良かったですね。

そしてコロナ禍におけるあまりのメッセージ性の強さに(加えてプロセカでの盛り上がりがタイムリーだったこともあり)、大阪の配信を見た時は『命に嫌われている。』が大阪限定曲だとは思いませんでした……東京でも聴きたかった。

 

プロセカ収録曲

前年はProject DIVA MEGA39sのテーマソング『Catch The Wave』が演奏されましたが、それと入れ替わるようにプロジェクトセカイ2大テーマ曲の1つ『セカイ』がセトリ入り。振付のベースも同ゲーム内の3DMVで使用されているダンスと同じになっていました。

『セカイ』のすごいところは、プロセカのテーマ曲でありながら、ちゃんと「初音ミクの曲」になっているところだと思います。名曲ですね。

『Gimme×Gimme』『命に嫌われている。』も元々人気曲ではありますが、プロセカに収録されたことで新たな層に届いた感もあり、同ゲームのプレイヤーにとっても嬉しいサプライズだったかなと思います。

 

ぽかぽかの星

東京公演のイベントテーマがWinter Festivalだったことから、雪ミク関連曲がセトリ入りしたら良いな、という淡い期待は抱いていました。

でも、演るとしても既存曲だと思っていたんですよ。

そしたらまさかのライブ初披露曲、SNOW MIKU 2020テーマソングの『ぽかぽかの星』とは。驚きました。そして嬉しかったです。

可愛い。とても可愛い。

雪まつりは参加したことが無いので、初めて生(?)のユキネ氏も観れて良かったです。

 

愛されなくても君がいる

YouTubeで最初に聴いたとき、すごくピノキオピーさんらしい曲だなぁと思いました。いつかライブで『君が生きてなくて良かった』も演奏されることがあったら、この曲とぜひセットで聴きたいです。

前年にあたる2019年のマジミラがテーマソングも含めてある種の「別れ」を強く感じさせるものだったので、そういった様々な別れを乗り越えてきたからこそ生まれた、初音ミク(とピノキオピー)の曲だと感じました。

冬モジュールもすごく可愛いですが、配信とBD映像で観た感じ、夏まつりちゃんのスカートの動きが素晴らしかったので、いつかこちらのモジュールも現地で観てみたいですね。

ところで、マジミラの大トリがこの曲で、

「大丈夫 楽しいパーティーが終わっても 君が笑うなら
ずっと ここで 初音ミクでいさせてね!」

で終わるのズルすぎませんか……。

先を見通せない世の中だからこそ、このメッセージは強く心に刺さりました。

 

セットリスト

東京公演(千秋楽)

太陽系ディスコ/ナユタン星人 ※

ハイパーリアリティショウ/鬱P

YY/23.exe

シャボン/蜂谷ななし

Gimme×Gimme/八王子P×Giga

みかぼし/3106。 ※

まるいうなばら/ごーぷす

忘却心中/Asaki No’9&OPA

Amazing Dolce/ひとしずく×やま△

きみとぼくのレゾナンス/斜め上P ※

完全性コンプレックス/やみくも ※

 

〜Band member introduction〜

 

アルビノ/buzzG

初音ミクの激唱/cosMo@暴走P

キミペディア/Junky ※

セカイ/DECO*27×kemu

Hand in Hand/livetune(kz)

 

〜アンコール〜

ぽかぽかの星/はるまきごはん

愛されなくても君がいる/ピノキオピー ※

 

Daily Songs

 

TOKYO

ラムネイドブルーの憧憬/アオトケイ
ピアノ×フォルテ×スキャンダル/OSTER project
え?あぁ、そう。/蝶々P
アンノウン・マザーグース/wowaka
グリーンライツ・セレナーデ/Omoi
ブレス・ユア・ブレス/和田たけあき

OSAKA

Nostalogic (MEIKO-SAN mix) /yuukiss
Change me/shu-t
秘密警察/ぶりる
39 みゅーじっく! /みきと P
命に嫌われている。/ カンザキイオリ

 

※はBD/DVD限定版における「Focus on Singers」収録曲。

なお、大阪のみで演奏された日替わり曲は限定版の特典ディスクに収録されている。

 

おまけ(Blu-ray着弾時に撮った写真など)

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Blu-ray限定版のスリーブケースとスペシャルブック、レプリカチケット、本編+特典ディスクです。

今年はDVDではなくBDの方を買ってみました。そのせいか映像がくっきりしているような気がします。

特典映像のFocus on Singers、めちゃくちゃありがたいんですが、謎の外枠は無くせないんですかね……?

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こちらはMX公式の早期予約特典です。

B3タペストリーかアクリルフィギュアのどちらかを選べるようになっていたのですが、せっかくなので普段買わないタペストリーの方を選択。

ちなみに公式から頼むと例年通り可愛いダンボールでお届けされてきました。

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