築地解体前に波除神社へ行ってきた話
新橋の烏森神社に参拝したその足で、築地に向かいました。
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築地市場解体前の三連休ということで、場外にも沢山の観光客が。
お目当ての波除神社は、その築地場外の通称「波除通り」を真っ直ぐに進んだ突き当りに位置します。
鳥居をくぐると、左右に大きな獅子殿が。
こちらは平成2年に再興された「天井大獅子」。雄獅子です。
いただいた「参拝の栞」によると、『獅子』は雲を従える『龍』と風を従える『虎』を一声で威伏させるとのこと。
土地柄か、カメラを構えた外国人観光客の姿も。迫力のある大獅子は写真映えしますよね。
平成14年に再興された雌獅子の「弁財天お歯黒獅子」。
こちらは弁財天社も兼ねています。
玉子塚です。
お寿司屋さん、料理屋さんで日々大量に消費される卵の供養と、卵が古くから優れた食品であったことを称える目的で建てられました。
海老塚です。
この他にも活魚塚、鮟鱇(あんこう)塚、すし塚、昆布塚などが並んでいます。
おきつね様もいるよ!
吉野家の第一号店は1899年、当時魚市場が置かれていた日本橋に誕生した後、市場と共に築地へ移転(1926年)。そこから長らく築地にあったのですが、先日閉店してしまいました。
――が、豊洲で復活を遂げたようです。
日本橋→築地→豊洲と、魚河岸の変遷と共に歩みを進めているのが良いですね。
基本情報
御祭神:倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
例祭日:「つきじ獅子祭」6月上旬(10日前後の金~日曜日)
所在地:東京都中央区築地 6-20-37
備 考:毎月7日に七福神参りが行われる。東京福めぐり八社の内の一社
公式サイト
http://www.namiyoke.or.jp/index.html
御朱印
波除神社の通常御朱印です。
弁財天社の御朱印もいただきました。こちらも一年を通じて拝受できます。
どちらの獅子頭もチャーミング。
初穂料は各300円です。
なお、毎月7日は「七福神参り」の日となり、七福神の御朱印のみ授与が行われています。各月ごとに一体の御神体が御開帳となり、それに応じて絵柄が変わるそうです。
全ての七福神を集めると12月に開運七福神記念品をいただける他、一枚でも御朱印を集めていれば「宝船の絵」が貰えるそう。
詳しくは公式サイトの七福神参りのページを確認してください。
東京福めぐりオリジナル折帖(1200円)は、東京福めぐりを構成している各神社の授与所で拝受可能です。
アクセス
電車の場合
※ 東京福めぐりの際などは、都営浅草線の「東銀座駅」からのアクセスもおすすめ。
バスの場合
都バス「築地6丁目」下車、徒歩3分