ろじうら小道

日々のつれづれ。

水天宮の子宝いぬさんが可愛い&鎮座200周年御朱印とか

12月末、日本橋近辺の神社を巡った流れで、水天宮にもお参りしました。

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安産祈願の腹帯で有名な神社ですが、妊婦さん以外の参拝客もたくさん。「犬のお産は軽い」ということから、特に安産祈願によいとされる「戌の日」と土日が重なるととても混雑するようです。

 

境内

階段を上がりきると、左右に大きな金属(ブロンズ?)製の狛犬さんが。

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平成28年に建て替えが完成したばかりとあって、やけに現代的な感じの境内。何とも不思議な感じです。
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左手に手水舎です。

鳥居から真っ直ぐ行った先に拝殿があるのですが、社務所と違って神社建築!という感じの造り。

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この日は天気が悪かったにも関わらず参拝客が多かったです。戌の日というわけでも無かったんですが。

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こちらは境内社。左から順に秋葉神社、火風神社、高尾神社です。

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境内社の中でも朱塗りの社殿が目を引く宝生辮財天……お社の写真撮ったつもりで撮ってなかったようで、看板だけで失礼します。日本橋七福神の弁財天さんがこちら。

毎月5日と巳の日には御開帳されるようです。

子宝いぬ

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社殿向かって左手にいる、微笑ましい犬の親子の像です。みんなに撫でられているせいか頭の部分がぴかぴか。

親子の周囲にある十二支のうち、自分の干支を撫でることで安産や子授けなどの御利益があるそうです。

安産子育河童

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 こちらも仲睦まじい親子のカッパ像。

水天宮の神さまのお使いは、水難や火除けの御利益もある「河童」だそうです。

 

基本情報

 公式サイト

www.suitengu.or.jp

 

御朱印

水天宮の御朱印です。弁財天ご朱印も含めて4種類くらいあった中から2つの朱印をいただきました。右が通常の御朱印。左がご鎮座200年の記念御朱印です。

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記念御朱印の方は書置きでの頒布でした。金文字でゴージャス。

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神札所(授与所)はすごく現代的な建物になっています。

御朱印の他、オリジナルの御朱印帳(2500円)もこちらで。

 

ご由緒

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 当社は文政元年(一八一八)港区赤羽に在った有馬藩邸に当時の藩主第九代・有馬頼徳公が久留米城下に鎮座していた水天宮の御分霊を藩邸内に祀ったことに創まります。
 壇之浦の戦で敗れた平家の女官の一人が源氏の目を逃れ筑後川の河畔に落ちのび、一門と共に入水された安徳天皇建礼門院二位の尼の御霊を、ささやかな祠をたててお祀りしたのが、水天宮の創めです。
 江戸時代の当社は藩邸内に在った為、庶民は普段参拝できず門外より賽銭を投げ入れて参拝したと伝えられます。ただし毎月五日の縁日に限り、殿様の特別な計らいによって藩邸が開放され、参拝が許されました。
 その当時、ご参拝の妊婦の方が鈴乃緒(鈴を鳴らす晒の鈴紐)のお下がりを頂いて腹帯として安産を祈願したところ、ことのほか安産だったことから、人づてにこの御利益が広まりました。その当時の当社の賑わいを表す流行り言葉に、「なさけありまの水天宮」という洒落言葉があった程です。明治維新により藩邸が接収され、有馬邸が青山に移ると共に青山へ、更に明治五年十一月一日に現在の蛎殻町に御鎮座致しました。
 関東大震災では神社も被災しましたが、御神体隅田川に架かる「新大橋」に避難し難を逃れました。その後復興も相成り、昭和五年に流れ造りの社殿が完成し、昭和四十二年には権現造りの社殿となりました。
 現在の社殿は平成三十年の江戸鎮座二百年を迎えるに当たって、有馬家十七代当主・当代宮司の有馬頼央の念願により、平成二十八年に境内地全面免震構造の建物として完成致しました。

  

アクセス

蔵門線「水天宮前駅」(5番出口)より徒歩1分
日比谷線人形町駅」(A1出口)より徒歩6分
都営浅草線人形町駅」(A3出口)より徒歩8分

 

 

おまけ

水天宮近くの甘味処「初音」のあんみつ美味しかった。

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