【太子堂八幡神社編】丹頂ミクさんと行く都内の神社【年越大祓】
タンチョウミクさんと一緒に世田谷区の太子堂八幡神社を参拝しました。
こちらの神社はカラフルな御朱印でも人気が高い神社で、12月16日からは年越大祓の御朱印が頒布されていました。
境内にいるという幸せウサギに会うのも楽しみにしつつ、お参りに向かいます。
境内
石段を上り、左手にある手水舎。
狛犬さん。唐獅子タイプなようです。
拝殿のすぐ傍の狛犬さんはもう少し小柄でした。相方は幕に隠れて見えませんでしたが、背中がちら見えしていたのでちゃんと対で居るようです。
拝殿です。
拝殿に向かって右手の方に稲荷神社が。こちらにもお参りします。
こちらのお社の前には狐の形をした可愛い「来ン吉くんみくじ」もありました。来ン吉くんのスタンプも押せるようになっています。
手水舎の所まで戻ると、そのすぐ裏にも境内社が。
塩竃神社のご祭神は盬土老翁(しおつちおぢ)神というお塩の神さま。清めの塩ということで「初めに拝み、八幡様にお参りするとよいでしょう」と書かれていました。もうちょっと前にこの文に気付いていたかった……。
出羽三山神社のご祭神は月山神、羽黒山神、湯殿山神の三柱です。こちらも「出羽三山は元々生まれ変わりを願う修行の場、修験道の霊場ですので、その気持ちで初めにお参りください」とのこと。
なんてこったい……w
こちらは弁天社。太子堂八幡神社の鳥居のすぐ脇に鎮座しています。
壁に掛けられている招福祈願のしゃもじ(初穂料300円)が可愛らしい。
境内には自分で押せるスタンプの設置場所が4か所ありました。
境内社3社の他、「相生の榊」の前にもスタンプ台があるので、ご興味のある方はぜひ。
幸せうさぎ
手水舎の奥側にうさぎさんエリアがあります。もふもふ。
可愛ええ(*´ω`*)冬だからか体がまるっとしていて余計に可愛い。
神楽殿でも別のうさぎさんが歓迎してくれていましたw
ご由緒
御由緒及此地の沿革
当社の鎮座年歴不詳なれど、旧当社別当円泉寺開幕の縁起によれば、文禄年間(西暦一五九二~六年)創祀されたとあるが、平安時代後期源義家が父頼義と共に朝廷の命をうけ陸奥の安倍氏征討に向う途中この地を通過するに際し、八幡神社に武運を祈ったと伝えられている事から少なくともこれより(文禄年間)以前に里人により石清水八幡宮の御分霊を勧請し村の守護神として祀った事はあきらかである。
太子堂の歴史の一頁を開いてきたものに鎌倉道がある。太子堂と若林の村境を通って八幡神社の西側から滝坂道を横切り下北沢と代田の境を通って鎌倉へ通ずる道で鎌倉道と呼ばれ古い時代には行きつく目的地の名を取って付けたようである。
此の鎌倉道の附近に義家は諸将兵に命じ駒を止め同勢を憩わし酒宴をはった、太子堂上本村一二一~二番地の辺りを(五丁目)土器塚と云い、酒宴後の土器など此の地に埋めたのでそう呼んだのである。その塚に続く塚を同勢山と呼ぶのは、同勢を憩わした名残である。
真言宗豊山派円泉寺境内に聖徳太子像を安置し、それより太子の號をとりて部落の村名とした。
以上は、古老の伝承、武蔵風土記等を参照記したものである。
基本情報
公式サイト
御朱印
太子堂八幡宮の「年越の大祓」限定御朱印です。書置きの見開きタイプ。
初穂料は1000円で、御朱印と一緒に大祓修符と形代を袋に入れていただけます。
形代は境内に記入場所があるので、そちらで名前と年齢を書いて専用の箱に納めてきました。氏名・年齢を書いた形代に息を吹きかけ体を撫でることで、心身の穢れを移します。
大祓修符は裏面に粘着テープが取り付けられているので、そのまま玄関等に貼り付けられるようになっています。
下は御朱印の授与所。中はとても暖かくなっていました。
訪問したのが東京で初霜を観測した寒い日の午前中だったので、この暖かさが心身に沁みました。テーブルの上には太子堂八幡神社オリジナルの御朱印帳に押された今年の「御朱印の軌跡」が。
公式サイトにも「御朱印集」のページがあって、月別に頒布された御朱印の数々が見られるようになっています。
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