ろじうら小道

日々のつれづれ。

【馬橋稲荷神社編】丹頂ミクさんと行く都内の神社【御朱印帳と双龍鳥居】

阿佐ヶ谷神明宮に向かったその足で、同じく阿佐ヶ谷にある馬橋稲荷神社を参拝しました。読み方は「まばしいなりじんじゃ」です。

当日は都内でも新年初の降雪があった寒い日でしたが、お稲荷さんの赤い鳥居と降って来る雪が何とも風情を醸し出していていい感じ。

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こちらの馬橋稲荷神社、阿佐ヶ谷神明宮とは駅を挟んで逆方向なのですが、双龍鳥居や開運の鈴など、見どころの多い神社でした。

 

境内

朱塗りの一の鳥居、石製の二の鳥居(双龍鳥居)から真っ直ぐに続く参道。双竜鳥居については後述します。

両脇を水が流れていたり小さな橋がかけられていたりと、雰囲気がとても良いです。

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参道の途中にいるお狐さん。

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そして随神門という門を抜けた先に手水舎があるのですが……

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ここの手水舎がめちゃくちゃ恰好良かった。

大きな岩上の龍の口から水が流れ出ていて、岩をつたい落ちて来たその水を柄杓で受け止めて身を清めるという、なんというか非効率的なんだけどロマンを感じる設計になっています。こういうのとても好きです。

ちなみに境内にはもう1つ別の手水舎もありますが、そちらは至って普通でした。

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参道正面の突き当りに拝殿です。この朱塗りの感じが稲荷神社っぽくて格好いい。

そして拝殿の前にもお狐さんが一対。

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 社殿の傍らには大きな勾玉も。

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左手奥の方には境内社の水神社・厳島神社と、斎霊殿がありました。

雪が降っていたからだと思いますが、水神社にお参りしている際に周囲の木々の枝からポタリポタリと水の音が聞こえてきたのが、何とも不思議な感じがしました。

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更に奥には小さなお狐さんが並ぶ祠も。

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双龍鳥居(双竜門)

馬橋稲荷神社の見どころの一つ、双龍鳥居。その名の通り龍の彫り物がすごい。

都内に3つしかない鳥居のうちの一つなんだそうです(他2つは品川神社と宿鳳山高円寺)。

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向かって左が昇り龍。昇り龍に触れながらお願い事をすると、龍が天に昇って願いを叶えてくれるそうな。

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右の降り龍。天に届いた願いを運んでくれます。

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どちらの龍も迫力があって格好いいです。

随神門/開運鈴

参道の途中にある随神門。

その中に都内最大ともいわれる大きな開運の鈴が掲げられています。

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鈴の下に立って手を叩き、その音が反響すると願いが叶うとか。

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日光東照宮の鳴き龍みたいだなーと思いながら実際にやってみましたが、反響――したような、してないような(・_・;)

一緒に参拝した母が手を叩いた時には隣に立っていても反響音が聞こえたので、これが日ごろの行いか信心の差なんでしょうかね……
 

基本情報

  • 御祭神:宇迦之魂神(うかのみたまのかみ/稲荷神社)、大麻等能豆神(おおまとのづのかみ/御嶽神社)/伊弉册神(いざなみのかみ)、美都波能賣神(みずはのめのかみ)、菅原道真朝臣/美都波能賣神(みずはのめのかみ)市杵島姫神(いつきしまひめのかみ)
  • 例祭日:9月
  • 所在地:東京都杉並区阿佐谷南2-4-4
  • 備 考:――

公式サイト

www.mabashiinari.org

 

御朱印御朱印

馬橋稲荷神社の御朱印です。

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こちらは御朱印帳(御朱印帳のみの頒布は行っていないとのこと)。初穂料は1500円でした。

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馬橋稲荷神社オリジナルの御朱印帳は2種類ありますが、私は稲荷神社用の御朱印帳が欲しかったので、一発でそれと分かるお狐さんの(しかも稲穂を咥えている)御朱印帳を拝受してきました。表面はすべすべとした布製です。

もう一種類は迫力のある龍柄です。色味はモノトーンで落ち着いています。

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こちらは御朱印と同じく社務所で授与していただける「願かけ狐」。

狐さんの中に願い事を書いた紙を入れると、神様に届けてくれるそうです。ちなみにヒゲのある方がオス、ないのがメスなんだとか。

ご由緒

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アクセス

 JR「阿佐ヶ谷駅」より徒歩約8分

※住宅地の中にあって少々分かり辛いので、地図があった方がいいと思います。