【自由が丘熊野神社編】丹頂ミクさんと行く都内の神社【12月御朱印】
タンチョウミクさんと一緒に、自由が丘にある熊野神社へ行ってきました。
こちらの神社には過去に2回程訪れたことがありますが、その時はまだ御朱印帳を持っていなかったので、今回は半分ご朱印目当ての参拝です。
神社で御朱印を拝受するようになってから、複数回参拝したことがある神社なのにその記録が無いのはちょっと寂しい……と思うようになってしまいました。形がなくとも記憶には残っているんですけどね。
境内
朱塗りの三の鳥居を抜けて、石段を上がって行きます。
石段前の狛犬さんズ。
個性的な顔立ちです。ゲームとかに出て来ても違和感ない感じ。
石段を登って右手に手水舎、左手に社務所(授与所)があります。
下の写真は手水舎。脇には「手水の後にお使いください」と懐紙も備え付けられていました。こういった小さな心遣いはとても嬉しいですね。
手水舎でお清めをしたところで、参拝を。鮮やかな朱塗りの拝殿です。
左手には神楽殿が。例大祭の時には「目黒ばやし」と呼ばれる祭囃子が演奏されるそうです。(目黒ばやし 区指定無形民俗文化財(民俗芸能):目黒区HP)
拝殿前の狛犬さんたちは見事な胸の張りっぷり。
拝殿から向かって右手の奥の方へ進んでいくと、稲荷社もあります。
境内社としてお稲荷さんが祀られているのは他の神社でもよく見かけますが、こちらの稲荷神社はお社が立派で驚きました。なぜかと言うと、奥まったところにあるので過去2回の参拝時には全く気が付かなかったからです。本当に申し訳なかった。――というわけで、訪問3回目にしてやっとご挨拶させていただきました。
巻物を咥えている方のお狐さんの尻尾、絆創膏で張り合わされているのが傷ましい……。
近くには忠魂碑もありました。
境内・その他
境内には、自由が丘の発展に尽力した栗山久次郎氏の銅像もありました。 顕彰碑には「自由が丘誕生の祖」と書かれています。
帰り際に「目黒ばやし」の説明書きも見つけました。
「神楽殿で催される目黒ばやしは百数十年の歴史を誇る」とあります。
ご由緒
祭神は伊弉冉尊、速玉之男尊、泉津事解之男尊の三柱で、「谷畑の権現さま」(谷畑とはこのあたりのかつての字名)として親しまれてきました。
創立年代は不詳ですが、中世から近世にかけて熊野詣が流行し、熊野参りをする講が各地でつくられた中で、この神社も勧請(分霊を迎え祀ること)されたと考えられています。寛政8年、(1796)の社殿改修棟札の写しが残っていることから、少なくともこの時期までにはこの地に創建されていたことがわかります。
毎年の例大祭では神楽殿で、区指定無形民俗文化財の「目黒ばやし」が奉納されています。
参道脇には、明治時代に碑衾村の村長だった栗山久次郎(1853~1934)の銅像があります。衾西部耕地整理組合長などを歴任し、この地域の発展に貢献した功績を称え、昭和10年(1935)に銅像が建てられました。
基本情報
- 御祭神:伊弉冉尊(いざなみのみこと)、速玉之男尊(はやたまのおのみこと)、泉津事解之男尊(よもつことさかのおのみこと)
- 例祭日:9月の第1土、日曜
- 所在地:東京都目黒区自由が丘1-24-12
- 備 考:――
御朱印
自由が丘熊野神社の御朱印です(2018年12月版)。初穂料は300円。
自分で初穂料を箱の中にお納めして、その隣に置かれている書置きの御朱印をいただいていく形式でした。
授与所はこんな感じ。
おみくじやお守りもこちらで取り扱われています。
アクセス
あまり分かりやすい場所ではないので、地図を見ながら行くといいと思います。
丹頂ミクさんと行く都内の神社【今戸神社編】
タンチョウミクさんと一緒に今戸神社へ行ってきました。
この日はすでに浅草の鷲神社、吉原神社を参拝しています。その足で今戸神社へ向かいました。
沖田総司終焉の地、招き猫発祥の地としても知られている神社です。
境内には猫グッズが沢山ありました。オリジナルの御朱印帳や絵馬にも招き猫が描かれています。
イザナギ、イザナミ夫婦を祀っていることから、「えんむすび」の神社としても人気が高いそうです。
境内
手水舎です。取り囲む絵馬の数がすごい。
手水舎の中にも招き猫。
拝殿前の狛犬さん。
狛犬さんパート2。網越しなのが少し残念ですが、こちらの方が古く、台座に石工さんの名前が彫られていました。
立派な拝殿です。奥に沢山の招き猫が見えます。
スマホの設定を間違えて、写真が正方形になってしまったのが悔やまれる……。
絵馬とミクさん。
境内には多くの絵馬が奉納されていましたが、中には外国語の文章が書かれたものも散見されました。今戸神社の人気の高さがうかがえます。
「沖田総司終焉之地」の碑。
沖田総司は統治に居住していた御典医松本良順の治療にも拘わらず、その甲斐なく統治にて歿したと伝えられている
碑字は橘右近書
千駄ヶ谷(新宿区)にも沖田総司終焉の地があるそうなので、機会があったら訪れてみたいです。
沖田総司終焉之地碑の隣には、「今戸焼発祥の地」の石碑もありました。
ご由緒
当社は元今戸八幡宮と称し、後冷泉天皇の時代康平六年(一〇六三)源頼義、義家父子は勅命に依り奥州の夷賊安太夫安倍貞任、宗任を討伐の折今戸の地に到り、京都の岩清水八幡を鎌倉鶴ヶ岡八幡と浅草今津村(現今戸)に勧請しました。
應神天皇の母君神功皇后は新羅を始め三韓親征の際、時恰も天皇を宿されその帰路天皇を九州筑紫で誕生されました。従って應神天皇を別名胎中天皇・聖母天皇とも称し、安産子育ての神と崇敬されております。
伊弉諾尊・伊弉冉尊御夫婦の神は加賀の白山比咩神社の御祭神にして、嘉吉元年(一四四一)千葉介胤直が自分の城内に勧請しました。諾冉二神は子孫の繁栄を与えられると共に縁結びの神と崇敬されております。
昭和十二年今戸八幡と合祀され今戸神社と改称されました。
今戸の地名は古くは武州豊島郡今津村と称し、その後今戸(別字今都)となりました。
基本情報
- 御祭神:應神天皇(おうじんてんのう)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、福禄寿
- 例祭日:6月の第1土曜日、日曜日
- 所在地:東京都台東区今戸1-5-22
- 備 考:浅草名所七福神、東京下町八社参りのうちの一社
公式サイト
御朱印
左下には福禄寿の姿も。
なお授与所には写真撮影NGの張り紙があったので撮影していませんが、オリジナルの御朱印帳(招き猫の絵柄)やお守りなどの授与品も豊富に並べられていました。
※御朱印をいただく際に伺ったところ境内は写真OKとのことでしたので、手水舎や拝殿など色々撮らせて貰っています。
アクセス
浅草線、銀座線「浅草駅」から徒歩約15~20分
おまけ
猫いっぱい(=^・ω・^=)。
【渋谷氷川神社編】丹頂ミクさんと行く都内の神社【新嘗祭】
本日11月23日は新嘗祭です。
しかも天気もよく絶好のお散歩日和。これは神社に行くしかないだろうと言うことで、渋谷にある氷川神社に行って来ました。
こちらの神社に参拝するのは今回が初めて。
渋谷にこんなに緑が多くて静かな場所があるとは思っていなかったので驚きました。
いつものようにタンチョウミクさんと一緒に行ったのですが、参拝客の方がそれなりにいたのと(新嘗祭だからor連休だから?)、七五三らしきファミリーもいたので、ミクさん写真は少な目になっております。
その代り、人があまりいなかった境内社とかの写真は多めです。色んな狛犬さんとかお狐さんが見れたよ!
境内
一の鳥居から社殿まで少し歩きます。
氷川の杜公園を横目に見つつ参道を歩いていくと、石段が続いています。その先に二の鳥居。左手の方に抜けられる道もありますが、まずはお参りを。
鳥居前に立派な狛犬さん。
この場を護ってるぞ!という堂々とした風格を感じます。二体とも比較的スリムな体系ですが、筋肉質な感じがします。つまり細マッチョ。
石段登り切った左手に手水舎。
木造の拝殿です。落ち着いた色合いで素敵な建物。
御朱印の受付は拝殿左の授与所にて。
拝殿と統一感のある感じの建物で、趣がありました。
神楽殿です。後ろの大きな銀杏の葉が黄色く色づいていて、とても綺麗でした。
境内には銀杏の他に楓の木も何本か見かけたので、紅葉したらきっととても美しいだろうなーと思いました。
境内社
まずは社殿向かって右奥にひっそりとあった祠から。
石碑によると、どうやら元々はこの付近に本殿があったようです。
かなり破損してしまっているものの、小さくて愛らしい狛犬さんがいました。
参道を少し戻って、二の鳥居近くの道を手水舎と逆側に行くと、その奥に厳島神社と稲荷神社が並んでいました。
左側にあるのが厳島神社です。
厳島神社の狛犬さん、とてもいいスマイルを浮かべてらっしゃる。
そしてこの苔!
苔好きなのでテンション上がって背中も撮らせて貰いました。
こんなに苔背負ってるのはこの子だけだったんですが、何でなんでしょうか。不思議です。
こちらは厳島神社の右にある稲荷神社です。お稲荷さんの前には沢山のお狐さま方。
このお狐さん(と相方)は金属製っぽかったです。他はみんな石製。
お狐さんもこれだけ並んでいるのにそれぞれに個性があって面白かったです。
そしてその狐の群れの前にちょこんと居たこの子。
この子は一体誰ですか……???
お狐さんですか?それとも狛犬さんなんですか?
一際小さいし丸っこいし『もののけ姫』に出てくるコダマみたいで可愛いんですが、他と比べて異色な感じで謎でした。もしこの子に関する情報持ってる方いたら教えてください。すごく気になってます。
金王相撲跡と別の参道
渋谷氷川神社では江戸時代に相撲興行が盛んに行われ、世田谷八幡宮、大井鹿嶋神社とともに「江戸郊外三大相撲」の一つとされたそうです。
公園の中にある土俵。柵でガードされていますが、結構近くで見られます。
初めに歩いてきたのとは別方向に伸びる参道にも鳥居と狛犬さんがいたので、こちらもパシャリ。
どちらの足元にも子どもがいます。
尻尾が上に持ち上がっておらず、ゆるやかに左右に流れていました。
基本情報
- 御祭神:素盞嗚尊(すさのおのみこと)、稲田姫命(くしなだひめのみこと)、大己貴尊(おおなむちのみこと)、天照皇大神(あまてらすおおかみ)
- 例祭日:9月16日
- 所在地:東京都渋谷区東2-5-6
- 備 考:――
御朱印
渋谷氷川神社の「新嘗祭」限定御朱印です。初穂料は500円でした。
写真だと分かり辛くなってしまいましたが、稲穂の絵と「新嘗祭」の文字部分はゴールド。新嘗らしく「新穀感謝」の文字も入っていますね。
渋谷氷川神社では月参り御朱印もある他、毎月15日は縁結び御朱印をいただくことも出来ます。
アクセス
電車の場合
各線「渋谷駅」、「恵比寿駅」から徒歩約15分
バスの場合
渋谷駅より都バス日赤医療センター行き「國學院大學前」から徒歩1分
※私は今回東急バス渋72系統の「東二丁目」から歩いて向かいました(徒歩6~8分くらい)。付近にはその他にもいくつかバス停があるので、候補に入れても良いかも知れません。
【酉の市2018】浅草鷲神社へ行ってきました【二の酉】
二の酉ということで、浅草鷲神社を参拝しました(2018.11.13)。
「おとりさま」として知られるこちらの鷲神社こそ、酉の市発祥の地とされている神社なのです。
到着したのは朝の9時過ぎ。神社の前には屋台も出ていて、お祭り気分が高まってきます。午前0時から開始しているという酉の市、流石「発祥の地」なだけある……!
境内
目を引く派手目な門です。
鳥居の先では神職の方が参道の両脇で参拝客にお祓いをしているので、まずは正面から入って参拝するのが良いと思いました。
奥に見えるのが拝殿です。少し並んで参拝の時を待ちます。
左側を見上げると瑞鷲渡殿。朱塗りの建物が恰好良い……!
「渡殿」は屋根付きの渡り廊下のことです。
基本情報
例祭日:毎年11月の酉の日(酉の市)
所在地:東京都台東区千束3-18-7
備 考:酉の市発祥の神社、
公式サイト
御朱印
浅草鷲神社の酉の市限定御朱印です。
初穂料は500円。「二之酉」と入っているのが嬉しい。
酉の市限定御朱印は書置きのみの対応ですが、透かし入りの紙が恰好いいです。
御朱印の受付はこちらの社務所にて。拝殿から左手に曲がった先です。
その他授与品
熊手御守(かっこめ)
神社で頒布されている熊手守りです。こちらの初穂料は1000円でした。
鷲神社の熊手御守は「かっこめ」「はっこめ」といわれ、福運や財を掻きこむ、掃きこむという縁起から開運・殖産・商売繁昌のお守りとして江戸時代より授けられております。
(御朱印が入っていた袋裏の説明より引用)
招き猫みくじ
丸っこいフォルムが可愛い招き猫のおみくじです。初穂料は300円。
底部にシールで封がしてあって、その中におみくじが入っています。
アクセス
電車の場合
銀座線「田原町駅」、「浅草駅」より徒歩15分
つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩8分
バスの場合
都バス「千束」下車後、約2分
今回は日比谷線の「入谷駅」から向かいました。駅のホームに「酉の市は4番出口から」とありましたが、3番出口の方が近いと思います。
酉の寺・長國寺
鷲神社の境内を道なりに進んでいくと、「酉の寺」として知られる鷲在山長國寺が。
浅草酉の市が神社とお寺、両者と結びついていることがよく分かる距離感で、興味深かったです。
「三の酉」まである年限定の、「火除守り(1000円)」が売られていました。
三の酉の年は火事が多いという故事にちなみ、火消しの「まとい」の形をした御守です。
長國寺公式サイト
おまけ
軒を連ねている熊手商。色んな熊手があるので、見ているだけでも楽しめます。
「売約済」の札に書かれた著名人の名前を眺めるのも面白い。
丹頂ミクさんと行く都内の神社【新田神社編】
ミクさんと一緒に、2018年で鎮座660年を迎えた新田神社を訪れました。
こちらの新田神社は破魔矢発祥の地としても知られる神社です。
御祭神は新田義興公。
基本情報
御祭神:新田義興
例祭日:10月10日
所在地:東京都大田区矢口1-21-23
公式サイト
境内
手水舎です。
近寄ると龍の口から水が出てくるハイテクっぷり……!
狛犬さん。堂々としてらっしゃる。
立派な拝殿です。参道から拝殿までの間に段差がなく、境内も全てフラットなので、お参りがしやすいですね。
七五三でしょうか、奥から祝詞が聞こえてきました。
拝殿に向かって左手にある、末社のお稲荷さん。周囲を木々が覆っていて、いい感じの雰囲気でした。
新田神社の御神木。樹齢700年といわれるケヤキの樹です。
触れると「健康長寿」「病気治癒」「若返り」などのご利益を得られるとか。
せっかくなので幹を撫でさせてもらっていたところ、はらはらと落ち葉が一枚手の中に落ちてきて、何とも不思議な気持ちになりました。
多摩川アートラインプロジェクトの一環として、デザイナーの方の手によって生み出された「LOVE神社」。縁結びを願う若者やカップルに人気の場所だそうです。
鳥居をくぐって右手側にある宝物殿。
10月10日(例祭の日)には一般公開もされているそうです。
同地区内にある氷川神社の御神輿。こちらの神輿庫が多摩川七福神の恵比寿社も兼ねています。
大きな破魔矢のモニュメント。
江戸時代に平賀源内が社殿裏の竹(旗竹)と五色の和紙で魔除けの「矢守」を作り、広めたものが、現在の「破魔矢」の元となったそうです。
なぜか突如として境内に現れる卓球台。地元との結びつきを感じます。
ベンチも卓球台と同じ石っぽい材質。さらに境内の奥に進んでいくと……
うなる狛犬。
新田義興を謀殺した仇の一族が新田神社付近に来ると、きまって雨が降り、その度に唸ったとされる狛犬さん。元は対でしたが、戦災で一体だけになってしまっています。
道標。新田神社への道しるべとして建てられていたものです。
力石。その後ろに、「御塚」と呼ばれる円墳があります。義興公が眠る場所です。
御朱印など
新田神社の御朱印(鎮座660年記念ver.)です。初穂料は500円(書置きの場合は300円)。
神職の方が一つ一つ手書きしてくださいます。
大変人気なようで、平日でも多くの方が御朱印を待ちながら(番号札制)境内を散策されていました。
※こちらの御朱印は2018年9月10日~11月10日までの限定頒布です。
社務所では新田神社のオリジナル御朱印帳やお守りなども頒布されています。
対応していただいた神職の方に快く撮影の許可をいただきました。ありがとうございます。
アクセス
武蔵新田駅から続く商店街を真っ直ぐに進んでいった先です。