ろじうら小道

日々のつれづれ。

【天穂のサクナヒメ】我が家に引きこもって5年間稲作だけをやり続けた結果……

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稲作+横スクロールアクションという異色の組み合わせ、そして稲作パートのガチさで話題を集めている『天穂のサクナヒメ』。

管理人も現在進行形で楽しくプレイさせてもらっています。

―ーが、世の中には「農業系ゲーム好きだから稲作は気になっているけどアクションは苦手で手を出しづらい……」という人もいる――というか自分が割とそのタイプなので、今回はアクション(探索)パートを全くやらずに稲作だけし続けたらどうなるのかを検証してみました。

 

 ……ただし検証といっても割と緩い感じでやってるので、ぜひ緩い感じで読んでいただけると幸いです。

 

 

ルール

  • 期間は5年目の新米完成まで
  • チュートリアル以降、狩り(探索)禁止
  • 仲間の採取派遣はあり
  • 難易度は戦闘・稲作とも「通常」
  • Switch版

 

1年目

春の2日目に一本穴へ行き、最奥攻略するところまでは普通に進めます。

戦闘難易度はメニュー画面からいつでも変更できるので、アクションが苦手な場合は「易」にすることが可能ですが、今回は通常プレイ時と条件を揃えるため戦闘・稲作ともに難易度を「通常」に設定しています。

その代わり、今回のプレイでは春の3日目「初めての稲作」発生以降、5年目の新米が完成するまでの間、一切拠点から離れません。

なお、比較用のプレイデータは特に何も考えず普通に進めた初プレイ時のデータ(未クリア)なので、今回のプレイは一応2周目のデータということになります。まだメインデータの方も未クリアなので周回はしてないけど。

ただ多少は稲作の流れが分かった状態でのプレイになるので、狩りなし縛りとはいえ出来るだけ良いお米を作れるように頑張りたいところです。

堆肥に関するイベントが発生するのは2年目に入ってからですが、1年目時点でも肥料の作成自体は可能だったため、一応毎日撒いてみました(効果があったかどうかは不明)。

その他は特に出来ることもないので、普通に稲作を行った結果がこちら。

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通常プレイ時のデータはスクショしてなかったのですが、大体同じような結果だった記憶があります。

恐らく1年目は格5、お米の入手数10から大きくブレることは無いのではないでしょうか。

 

2年目

2年目になると公に肥料の存在が提示されます。

ただ、肥料について言及されるイベントが田起こしの後にくるためか、元肥を播いていても「なし」判定になっていました。1年目に田んぼに播いていた肥料も効果が無かったとしたら泣ける……。

とは言え、2年目になって解禁された要素は多かったです。

まず稲作経験が増えたことで

  • 田植えの勘(田植えの際、ガイド線が見えるようになる)
  • 水嵩の勘(田んぼの水量・温度を把握可能)

を習得することが出来たのが大きい。

水かさに関しては言わずもがなですが、田植えの際に苗を植え付ける間隔が稲の質や量に関係しているようなので(+苗を真っ直ぐ一列に植えるのがとても難しいので)、ガイドラインの有無は割と重要です。

加えて、稲作会議も開けるようになりました。これで農書(ヒント集)を読んだり、天気予報を確認したりすることが可能になります。

そして! 夏の1日目、待望の犬が来てくれました!

この賢いわんこのおかげで、仲間を採取に行かせることが可能になります。

狩りに行けないサクナヒメに代わって、拠点外の物を入手してきてもらえる……いわばこの縛りプレイにおける生命線のようなシステムです。

特に食べ物の入手確率が高いミルテさんと、肥料の入手確率が高いかいまるには大きな期待を寄せずにはいられません。頼む、頼むぞ……。

そんな感じで1年目と比べて格段に出来ることが増えた2年目、肝心の結果はというと……

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例によって比較用の画像がありませんが、確か初回プレイ時の2年目も格が10とか11とかだった気がするので、そこまで遜色はないと思われます。戦闘は一切していませんが、サクナの強さもちゃんと上がっていますね。

ただ、お米の入手数が1年目と同じ「10」のままなのが唯一の懸念点……。

 

3年目

3年目も、前年と特に変わることなくやるべき事をやっていきます。

今年は肥料播く→田起こしの順で元肥が反映されていたので一安心。

基本は朝一で肥料散布&次の肥料づくり→仲間の採取派遣→田んぼの周りで採取&益虫探しをルーティーンでこなしていきます。

時期にもよりますが大体3~5時間くらいで草が生えてくるので、縁側で休息を取りつつ草抜きをし、時折田んぼの水分調整。肥料はタイミングが合えば一日に2回与えたり、朝の1回だけだったり……という感じです。

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木魄を含め、獣の糞以外の基礎材は入手手段がないので使用していません。

追加素材も田んぼの周りでたまに採れる蓬や七草などの他、仲間が拾って来てくれた物を毎日少しずつ入れています。中でも豆は採取数が多めで葉肥代わりにもなるので重宝します。あとは、秋に捕まえることの出来る蝗(イナゴ)がデメリットなく養分を上げられるので肥料向きに感じました。

さて、肝心なのは与えた肥料がきちんと結果に結びついているかどうかですが……

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……うん。薄々気付いてはいたけど、お米の入手数が全然増えていませんね。

探索を進めて行かないと田んぼの数が増えないので、翌年以降も収量の劇的な増加は望み薄な気が……。

でも一応、サクナはちゃんと強くなっています。

 

4年目

特にやることが増えたりもせず、とにかく毎日のルーティーンを着実にこなしていくだけの平穏な日々が続いていきます。

狩りに出ないので、稲作業がない冬は特に暇です。

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作業内容的には特に変わり映えもしないので、早々に4年目の結果を貼ってしまいます。

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そこそこ順当に伸びてはいる。

元肥なしの方が「美」の数値は上がるようですが、その他は元肥ありの方が良いと農書にあったので、美に関しては潔く諦めることにします。肥料で補正できる追加素材も無いし。お米は美しさより味ってことで。

お米の入手数も「39」と、前年までの数と比べればかなり多くなったような気がします。

まあ、初回プレイ時は4年目で入手数100を超えてたんですけどね……。

 

5年目

待望の5年目。引きこもり生活最後の年なので、有終の美を飾りたいところです。

……が、ここではたと気付きました。

前回のプレイ時には確か4、5年目で解禁された「種籾選別」や「育苗」という稲作工程が、今回は解放されていない……。

しかし出来ないものは仕方ないので気付かなかったフリをして、日々の野良仕事に精を出します。作業内容自体は3年目、4年目と大差ないので割愛。

 

さて、気になる結果ですが……5年目は先に初回通常プレイ時の成果を出したいと思います。

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この格が20だった通常時と比べて、今回の狩りなしプレイがどうだったのか……?

ほとんどの日々を水と保存食だけでやり過ごし、時たま賞味期限ギリギリの草で作った汁をすすって耐えてきた……その5年間の集大成……

その結果が、こちらです!

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格が……21  !!

比較対象がノウハウのない初回プレイだったとは言え、わずかに上回ってる!

これは上々な出来なのでは……?

お米の入手数こそ少ないですが、サクナの強さもほとんどのステータスが通常プレイ時を上回っています。

つまり、狩りをしなくても稲作をある程度丁寧にやっていれば、ちゃんと強くなれるということです。

強くなってから探索に出かければ、当然敵にもやられにくくなるので、アクションが苦手でも進めやすくなります。

 

ただし一点だけ注意点があって、今回のように全く外に出ないプレイだと入手不可な素材があるため、強い武器・防具を手に入れることが出来ません。

(田起こしの際に石材は入手可能ですが、粘土などが手に入らないため、きんたの依頼を達成出来ない)

そのためストーリーを進めるつもりがあるのであれば、少しずつでも自ら探索に赴き、それらの素材を集めながら稲作に打ち込むのがオススメ。

探索箇所にはダンジョンだけでなくサクナヒメ用の採取ポイントもあるので、行けるようになったらそこで素材を集めるのもアリです。

 

検証結果

稲作だけでも強くはなれる!

でも話が進まないので、強くなったら素材集めに行こう!