初音ミクシンフォニー2019横浜公演の感想とか
MEIKO15周年おめでとうございます。遅ればせながら、初音ミクシンフォニー2019に参加した時の感想等をまとめました。
※セトリや演出面など、盛大なネタバレを含んでいるため、大阪公演までネタバレNGな方はご注意ください。
基本情報
公式サイト
https://sp.wmg.jp/mikusymphony/
物販とか
物販開始時刻は12時から。
やはり一昨日の台風19号の影響があるのか、去年と比べると待機列短かったように思います。海風寒かったのでウインドブレーカー持っていって正解でした。
待機列最後尾についてオーダーシート貰ったのが11時45分くらいで、買い終わったのは13時半くらい。
今回は物販列の他に、MEGA39sの試遊待ちとCDの予約受付列が形成されていました。
ざっくりまとめ(公演の特徴とか)
- MEIKO 15周年メドレー
- SEGA初音ミクproject DIVA10周年
- (GUMI 10周年)
- クリプトン一家揃い踏み、全員喋る
- 各キャラごとにピックアップコーナーあり(公式パンフにKAITOメドレーは載ってないけど、アンコールはラストを除いてほぼKAITOメドレーだった)
- ミクダヨー&フレンズonステージ
- スピカ砲
感想など
キャラクター関係(3Dモデルとミクダヨー&フレンズ)
ついに全員揃ったMCパート
今年はMC……トーク部分に関して、かなり力入ってるなーと感じました。
リンレン10周年の時はミク&リンレンだけの登場だったし、去年は両者とも10周年だったルカ&テトとミクで司会、という感じだったので、基本的にミクさん以外は◯周年とかの節目を迎えたキャラだけが出てくる形を取るのかと思ってました……が、まさかの全員登場&トークあり!しかもそれぞれに仲良く絡むじゃん……最高かよ……。
実のところ、少し前にTwitterで6キャラ分のモデル全員揃ったのを見てたので、今回の公演でお披露目されることも期待はしていたんですが、シンフォニーで全員が一堂に会する日がこんなに早くくるなんて、少なくとも去年は全く思ってませんでした。
オープニング映像なんてまだ喋っても歌ってもいないのに、ミクさんと一緒にステージに立っためーちゃんの美しさで既に泣きそうに。そしてそこからの1/6で無事に涙腺は崩壊しました。
↓個人的に尊さ&可愛さでやられたポイント
- めーちゃん喋ってる後ろでニコニコしてる鏡音
- 「ミク、リン、レン、ルカ、そしてKAITOと一緒に、20年でも30年でもずっとずーっと歌っていくから」
- 「最後にKAITOも駆けつけてくれました」
- 緑・赤・青(初期3人組)の「まったねー」
- ミクさんの公式イベントにおける「MEIKO姉さん」呼び
- 最後はクリプトン6人全員揃い踏み
ダヨー&フレンズ
初音ミクシンフォニーでは毎年のように出演しているダヨーさんですが、この度仲間が増えました。
今回の横浜公演で初お披露目されたメイコダヨーさんとカイトダヨーさん……くん?
終盤は着ぐるみショーばりに出番多かったですね。サンドリヨンではスクリーンに映し出されたproject mirai版のPVと舞台上のダヨーズが、理想と現実の対比みたいになってて可笑しかったです。
そしてうろたんだーでは3人揃ってのパフォーマンス。そしてその中でもやっぱり動きのキレが段違いのミクダヨーさん。
今後もリンレン・ルカのダヨーさんとか出てくるんでしょうかね……?
曲関係の感想や全体の流れなど
今回のシンフォニーは全員にスポット当たってた感があって、素晴らしいセトリだと思いました。箱推し的には大満足です。
オープニングはぼーかりおどPの『1/6』から。SFチックな映像が舞台上部のスクリーンに映し出されます。そして昨年のOPを飾った『39』。
ちょっとテンション高めのルカさんMCとルカメドレー(定番曲に続き10周年記念曲の『メモリ』が再演されたのが印象的だった)に続き、リン&レンメドレーでは初披露の『ねぇ、どろどろさん』他2曲の演奏。(右肩の蝶はレンくん曲になったんですかね?オリジナルはリンちゃんだったよね……??)
―ーからの、本日の主役MEIKO登場!
ともすれば舞台上のメイコダヨーさんに意識を持っていかれそうになりながらも繰り広げられるメドレー3曲の演奏に、笑いとか微笑ましさとか感動とか感慨深さとか、色んなものがこみ上げてきました。あと、『ピアノ×フォルテ×スキャンダル』の声はV3?初めて聴いたなーとか。
その後休憩を挟んでコンサートは後半へ。
小編曲コーナーはクリプトン×インターネット社製ボカロ(GUMI、がくぽ)の曲を4曲。『スーパートルコ行進曲』をオーケストラでやっちゃったらそれはもうトルコ行進曲なんじゃないだろうか……いや、そうでも無かったな。
SEGAの音ゲー・DIVAシリーズも今年で10周年ということでDIVAメドレーも披露されたんですが、その中でも特に『罪の名前』がとても良かったです。2016年のミクシンフォニーでも演奏されたことのある曲ではありますが、その年はイベントに参加できていないため、今回初めて生演奏を聴くことができ感動しました。
この曲といい、続くBad∞end∞nightシリーズといい、今回のシンフォニーは物語性のある楽曲が多かったような気がします。個人的にはそういう曲は大好物なので(それとマジミラ向きじゃない曲も多いと思うので)どんどんやって欲しいけど、大阪ではガラッと雰囲気変わるのかな?
Bad∞end∞nightメドレーはハロウィンのある10月公演に合っていたと思います。もちろんGUMI10周年も兼ねている(たぶん)ので、12月の大阪公演でも違和感なく楽しいはず。
ところでコレは公演内容とは関係ないんですが、私はひとしずく×やま△Pの楽曲なら『祝福のメシアとアイの塔』が一番好きなので、いつかミクシンフォニーで聴けたらなと思っています。Bad∞end∞night(というか他社ボカロとのタッグ曲)がいけるならば……!という期待があるんですが、どうなんでしょう。
話を戻しまして、メドレーに続いて披露されたのは『星のカケラ』。去年のミクシンフォニーの感想記事で「次があるなら(人とボカロが)一緒に歌うバージョンも聴いてみたい」と書いた身としては、そういう方向に持っていって貰ったことに感謝を。ボカロと人の声の混声はバランスが難しいと思いますが、こういうコンサートでもないと聴く機会がないので、一つの可能性として残していっていただけたら良いかなと思っています。
最後の曲は去年に引き続きの『たいせつなこと』。何気に2年連続出演を果たしたテトさんを含んでの、オールキャスト曲です。今のところミクシンフォニーのテーマソングは2年ずつの演奏だったので(未来序曲→たいせつなこと)、来年あたりにまた新しい曲が来るんでしょうかね……?
さて、毎度"おまけが本編"感のあるアンコールです。
KAITOメドレーと銘打たれてはいないものの、カンタレラ、サンドリヨン、うろたんだーと、いずれも兄さんの代表曲を3曲。個人的にカンタレラとサンドリヨンは去年のアンケートにも書いたくらい、ミクシンフォニーで演奏して欲しかった曲なので本当に嬉しかったです。
出来ればCDに関しては手拍子なしのもの(リハ音源とか)を収録して貰えると尚嬉しいんですけどねー……。
そして大トリはSPiCa。
噂に聞くスピカ砲というものを初めて体感することが出来、感無量です。曲自体も久しぶりに聴いた懐かしさとか色々相まって本当良かった。
ーーというわけでセトリについて総括しますと、個人的には過去最高のミクシンフォニーでした。
MEIKO15周年を押し出しつつも、6人それぞれにピックアップコーナーがあるなどミク・MEIKO以外のファンにもオススメ出来る内容で、そういった意味で「バランスのいい」曲選だったと思います。何より10周年が地味だった年長組(MEIKO・KAITO)がちゃんとフィーチャーされ、公式イベントでお祝いして貰えたのが最高に嬉しい。
来年はミクシンフォニー5周年ということなので、これまた楽しみですね。
セットリスト
前半
1/6 -out of the gravity-
39
巡音ルカメドレー(ワールズエンドダンスホール〜ルカルカ☆ナイトフィーバー〜メモリ)
鏡音リン・レンメドレー(ロキ〜右肩の蝶〜ねぇ、どろどろさん)
MEIKOメドレー(nostalgic〜on the rocks〜ピアノ×フォルテ×スキャンダル)
後半
小編曲コーナー(ハッピーシンセサイザ〜いーあるふぁんくらぶ〜スーパートルコ行進曲〜嗚呼、素晴らしきニャン生)
DIVA10thメドレー(catch the wave〜odds &ends〜罪の名前)
Bad∞end∞nightメドレー(シリーズ全4曲)
星のカケラ
たいせつなこと
アンコール
カンタレラ
サンドリヨン
卑怯戦隊うろたんだー
SPiCa